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最近のスペインワインいろいろ

2007年02月21日 | ワイン&お酒
あまり有名ではない産地やその産地ではメジャーではないブドウ品種で造ったスペインワインなどを試飲する勉強会。ほとんど飲んだことなさそうなものばかりなので、今回はブラインドではなく、オープンで試飲。白1本、赤3本。これからもまだまだ進化しそうな最近の新しいワイン中心で、大変勉強になりました。

◆ALBET i NOYA COL LECCIO 2003
アルベット・イ・ノヤ コレクシオ シャルドネ
CAVAの産地として有名なぺネデスで有機栽培方法により造られたシャルドネ100%。蜂蜜、アプリコット、りんごのコンポート、バナナなど南方系の豊富な果実味と、ナッツやアーモンドローストのようなコクが楽しめます。ミネラルも豊富で旨み、苦味、酸味もしっかりとしており余韻も長い。とても良くできているシャルドネで飲みやすくて美味しい。

◆CASA DE LA ERMITA 2002
カーサ・デ・ラ・エルミータ 2002 プティ・ヴェルド クリアンサ フミリア
こちらはプティ・ヴェルド100%。100%っていうのは初めてかも?こちらのワイン、初リリースの2001年ヴィンテージはたったの1,000ケースの生産量。フミリアという南のマイナーな産地で、ブレンド用を主に造っている産地。
色は濃い紫がかった色合い。かなり果実味がしっかりしていて、ブルーベリー、ブラックべりーの熟した香りの中に、ややすっきりとしたハーブ、ユーカリのようなニュアンスも。飲みやすいけどしっかりとタンニンもある。でも高級感はない。マスカットベリーAに似ているという意見もあった。なかなかチャーミングな感じで美味しかったですよ。

◆PINTIA 2002 / BODEGAS Y VINODOS
ピンティア2002 /ボデガス・イ・ヴィニョドス・ピンティア
スペインのロマネコンティと呼ばれている“ウニコ”を造っているベガ・シシリアがトロでテンプラニーリョ100%で造ったワイン。2001年がファースト・リリースです。こちらのワインも色が濃く、やや青紫がかっています。最初あまり強く香りがしないけど、時間がたつと果実味がしっかり。コーヒー、チョコなどの香りもあり、樽のニュアンス強めの印象。でも果実味と樽の全体的なバランスが良く、とてもエレガントなワイン。ボルドーのような感じで、もう少し先に飲むことを期待できるワイン。

◆CLOS MOGADOR 1995
クロス・モガドール 1995
プリオラート4人組の1人であるルネ・バルビエ氏のワイン。ガルナッチャ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、シラー20%、ピノ・ノワール3%、ムールヴェードル2%?のブレンド。80年以上の古木から低収量で造られるワインです。ややレンガ色がかったガーネット色。果実味の凝縮感があり、ドライでスパイシーで力強く、ドライフルーツ、タバコ、奈良漬のような複雑な香り。コクと甘みもありタンニンもなめらかでしっかりしていてバランスも良い。



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2 コメント

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Unknown (hitsuji)
2007-02-24 14:42:11
神谷バーはいいけれど、WSでは何を飲んだんでしょ~?と気になっていました。erikiさんのブログを通じて通信講座受講中です。それにしてもラベルを見てもチンプンカンプンなスペインのワイン。受験で覚えたものはすっかりワインで洗い流されてしまったようです。
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★hitsujiさん (eriki)
2007-02-24 22:44:28
確かに覚えたことどんどん忘れちゃってる…。
この日もスペインの産地とか聞いても場所どの変か思いだせなかったしなー。

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