アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争

社会構造を分析しています。

アメリカはますます孤立する?~ビルダーバーグ会議最新情報

2012年10月01日 | 記事
世界中がワールドカップに浮かれる裏で、世界の超権力者たちが集う秘密会議ビルダーバーグが今年も開催された。(秘密なのはマスコミが取り上げないからに過ぎない。アメリカには追求しているメディア「アメリカン・フリープレス」がある)http://diary.jp.aol.com/smnsmnfhu4xy/93.html


注目は行き過ぎたアメリカのネオコン・軍産複合体の独走に対する欧州の対応であった。以下、「闇の権力」ウォッチャー太田龍の「時事評論」6.18、6.20より 
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji_index.cgi 

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「アメリカン・フリープレス」二〇〇六年六月十二、十九日号。ジェームズ・P・タッカーJR の記事によるとビルダーバーグの二〇〇六年度年次総会は、カナダ、オタワ近郊で、六月九日から十一日まで開催された。

(1)ビルダーバーグは、チャベスベネズエラ大統領、イラン、ネオコン戦争機関を、コントロール出来ないかも知れない、と、心配して居る。
(2)民族主義者がグローバリストの計画をブチこわすこともあり得る。
(3)ヨーロッパのビルダーバーグは、米国がイランを攻撃することを恐れて居る。もし、米国がイランを本当に攻撃するようなことがあれば、巨大な世界的動乱を引き起こすであろう、と。

世界権力は、長期に亘って、中南米と北米を一つの権力構造に組み込むべく努力して来た。(しかし)今のところ、チャベスベネズエラ政権に対する米CIAと米軍による非合法なテロ謀略工作は成功して居ない。更に、イラン情勢も、イルミナティにとっては、頭痛のタネである。これらの深刻な事態の展開に対して、ビルダーバーグ年次総会はいかなる決定を下したのか。

ヨーロッパのビルダーバーグ会員たちが、米国のイランに対する武力攻撃に対し、強硬に、ノー!!を突き付けた。あるヨーロッパの出席者は、 「我々は、イスラエルのためのあなた方(米国)の(対イラン)戦争を支持せず、支援しない」と述べたと言う。

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「闇の権力」も決して一枚岩ではない。ヨーロッパとアメリカの権力者の対立が鮮明になった。なりふり構わぬアメリカの暴走はもはや世界世論だけでなくヨーロッパの闇の権力者たちからも愛想をつかされ始めたようだ。

これを受けてアメリカはどのように動くか、見限られたCIA・軍産複合体はより暴走を強めるか?しかしそうすればするほど、アメリカの没落は早まる。アメリカ世界金融資本ロックフェラーが中国シフトを急ぐのはそれを見越してのことではないか。

日本はブッシュ・CIAのいいなりを続けている場合ではない。


サンボマスター ( ビルダーバーグとハンバーグの違いぐらいは判るおじさん )