アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争

社会構造を分析しています。

「社保庁解体論やコムスン・バッシングも国家崩壊の道程」アメリカの年次改革要望書という一貫した占領政策

2012年11月21日 | 記事
昨今の社会保険庁やコムスン問題について、非常に的を得たことが記載されているブログ、『社保庁解体論やコムスン・バッシングも国家崩壊の道程』(神州の泉)リンクを転載します。
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社会保険庁とコムスンのバッシングが同時期に起きているのは偶然ではない。郵政民営化とあわせて、これらの動きは、ここ数年、急速に進行している国家の構造改変の顕著なあらわれである。今から四半世紀くらい前のことになるが、日米二ヶ国は、経済関係において構造摩擦という叩きあい罵り合いが苛烈を究めていた。その頃は、いわゆる国際舞台の中で堂々と関が原の様相を呈していた日米両国であったが、この熾烈な経済摩擦がある臨界点を越えた時、アメリカの国際戦略が発動した。その結果、日本は内政的にアメリカに経済のイニシャティブを牛耳られてしまい、対外的には構造摩擦の喧騒がぱったりと掻き消えた。それが1985年のプラザ合意である。この瞬間から日米関係の潮目が変わったと言ってもよい。冷戦時代はアメリカも経済大国として余裕があり、日本を保護的に遇していた面もあるが、冷戦以後は日本の産業的実力に席巻され、巨大な赤字を抱えていたこともあり、日本を第一の経済上の敵性国家とみなし、対日戦略を転換した。それがプラザ合意であり、この戦略の発動が確定化したのが、1993年の宮沢・クリントン会談である。

この会談で「年次改革要望書」が組み込まれ、アメリカによる日本の第二次占領体制が敷かれた。ここにおいて、日本が占領下に置かれたことを知悉する一部の為政者を除き、ほとんどの日本国民は大きな錯誤を持ってしまった。つまり、あれほど騒いでいた日米構造摩擦がぱたりと止んだのである。大多数の日本人は、日米関係が荒れ狂った海から、嘘のような凪状態になったことで、まあ、何とかいい方向に向かっているだろうと思い込んだ。ところが日本の内部で起こっていたことは、日本人のエージェント(売国奴・裏切り者)を動かしながら着々と進行した日本型構造の確実な破壊作業であった。

こういう流れの中で、橋本政権は年次改革要望書を引き継ぎ、小泉純一郎元総理にいたってはアメリカの日本構造改変要望を完全な形で実行するという、まさに肇国以来、最大級の売国為政を完遂した。小泉前総理は元寇時の北条時宗とはまったく正反対の国家破壊型宰相であった。こういう内政的対日占領戦略において、最大のイベントが郵政民営化であり、郵政公社が株式会社化され、外資が郵政資金を略奪する民営化が実効的に始動されるまであと若干四ヵ月弱に迫っている。その布石として五月には三角合併が解禁されている。そして今、年金問題が先鋭的に沸き起こり、社保庁解体論があたかも当然のように噴出している。確かに五千万件を越える支払い履歴のエアポケットは、国家構造を崩壊させるに足る重要な事件であるが、それ以上に国家崩壊を確実視させるものは、この問題に乗じてマスコミが扇動している社会保険庁解体論から保険完全民営化への動きである。安倍総理の言う「非公務員型の保険機構へ」というのは「民間の保険会社」へ移行するという意味以外にないではないか。これは郵政の民営化とまったく同じ姿である。政府介入の徹底廃止である。老人福祉も年金も自由経済の枠組みに入れられるということだ。ここに外資参入の意図を見る者は正常である。年金の民営化も老人福祉の民営化も、一国の上で人間が生きていく上で、確実に不安定要素となっている。ましてや、これに利益収奪だけが目的の外資が参入したら我々の生涯は野蛮な弱肉強食に放り込まれることを認めるようなものである。これが国家崩壊でなくて何と言うのだろう。

これに加えて、同時期に出てきたコムスンのバッシングは、社保庁解体論と同様の構造、流れの中にある。コムスンは介護福祉事業では寡占的大手である。この会社の不正や抜けは以前から良く耳に入っていたが、今、マスコミはこの会社を社会悪としてのみ異様に糾弾し続けていて、会社自体の社会的存在意義を故意に説明していない。ここにも介護保険制度を改変して外資参入に道を明けようとするアメリカの陰湿な意図が丸見えになっている。ここ数年来の日本はアメリカによる国家解体が急速に進んでいる。マスコミの誘導的なニュースに惑わされてはならない。郵政民営化、三角合併、社保庁解体、コムスン叩き、これらはそれぞれがバラバラに偶然的に生起したものではない。明らかに年次改革要望書という一貫した占領政策の仕上げとして出てきているものである。言葉を換えて言うなら、これらの動きは「日本に特有な構造の解体」を超えて、国家そのものの解体と言えるものである。この総仕上げは、おそらく小泉がやり残した件名、すなわち皇室解体に行くことは間違いないだろう。 
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構造的に大変納得です。冷静に社会の動きを見ると、確かに郵政民営化、三角合併、社保庁解体、コムスン叩き等、全てはアメリカの年次改革要望書という一貫した占領政策の仕上げによるものだと考えられます。

国家崩壊に導かれる前に、国家を超えた統合軸が今の日本に必要だと思いました。

猛獣王S

日本は既に核兵器を持っている・・日本人全てを監視する米軍

2012年11月20日 | 記事
『日本は既に核兵器を持っている・・日本人全てを監視する米軍』(オルタナティブ通信)http://alternativereport.seesaa.net/article/44407795.htmlより転載します。
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1. 米軍は、日本人全ての身分証明書のコピーを蓄積し、日本人全員の私生活を監視し、米国に反対する人物をチェックしている。

また、政治家、大企業経営者の女性スキャンダル情報等を集め、米国に逆らう場合にはそれをマスコミに暴露する事を仕事にしている、アジア最大のスパイ軍事組織アメリカ陸軍第500軍事情報大隊が神奈川県座間市に常駐している。

この部隊の下部組織として、日本人の個人個人の銀行口座の中味、株式投資の中味、家族構成、勤務先企業、友人関係等を監視、情報蓄積しているのが、自衛隊東部方面隊第一施設団第三施設群と呼ばれるスパイ軍事組織である。

この部隊も米軍キャンプ座間内部にある。

自衛隊と米軍は別組織であり、本来自衛隊が米軍基地内部に常駐する事は違法である。

この違法な「一体化」は何なのか?


2. 中曽根康弘元首相が、科学技術庁長官時代に極秘に始めた日本政府の核兵器開発は、既に実用化段階に入っている。

この核兵器開発には、イスラエルの日本パナメトリクス株式会社等が協力して来たが、近年、安倍政権が米国を無視し、独自開発路線に走るのではないかと米国のイスラエルロビー=イスラエル支持派は懸念している。

日本が米国に依存せず核兵器を実用化する場合、ロシアと協力するのではないかという点を米国は懸念している。

イスラエルの核兵器軍事産業の技術者養成と、情報将校(スパイ)養成の母体となっているテルアビブ大学カミングス・ロシア東欧センターと、密かに交渉を続けて来た日本の外務省の「優秀な」ロビイスト達は、先だって様々な理由を「捏造され」、全員外務省をクビになった。

米軍スパイ軍事組織アメリカ陸軍第500軍事情報大隊の「勝利」である。
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猛獣王S

アメリカの弱点は、同化能力(対象性)の欠如。だから状況判断を誤る。

2012年11月19日 | 記事
『株式日記と経済展望』の同記事(http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20070607)に、もう1点、興味深い部分があったので紹介しておきます。

(引用始め)
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そもそもアメリカの民主党が中国を支援するのは、中国が豊かになれば民主化するという幻想にとらわれているからですが、現状においても民主化は一向に進んでいない。むしろ軍事力を強化して開発独裁国家としての道を歩んでいる。開発独裁国家は東南アジア諸国で見られましたが、フィリピンのマルコス、インドネシアのスカルノ、スハルト政権が思い浮かびますが、このような政権は経済発展を独裁強化に使い、反米感情を煽ってアメリカにとってはプラスではなかった。

中国も経済発展を政権の求心力として、ある程度軍事力が強化されると、アメリカに軍事的な挑発をして、反米感情を煽って政権の求心力にするようになるだろう。東南アジアの実例があるにもかかわらず、アメリカ人はナイーブだから中国人を日本人と同じだとみなして日本のように豊かになれば民主化して、日本のように従順な国家になると思い込んでいる。

イラクも日本のように民主化して発展すればアメリカにとっては都合が良かったのでしょうが、むしろ日本は例外である事をアメリカ人は知るべきだ。日本はアメリカ人よりも中国のことをよく知っている。アメリカが中国をパートナーとして組むのは勝手だが中国と手を組んでも何のプラスにもならないだろう。

中国の中華思想がアメリカを見下して喧嘩別れになるだけだろうが、イラク戦争を見れば分かるようにアメリカ人は海外のことをほとんど知らない。CIAなどが優れた分析をしていても大部分のナイーブなアメリカ人が分からなければ暴走してしまうのだ。北朝鮮に対するアメリカの政策も迷走していますが、CIAですら北朝鮮の動きを捉えられていない。中国にしても同じで大東亜戦争であれだけ中国を支援しても結局は中国は共産化してしまった。アメリカは同じ間違いを何度も繰り返すほどナイーブなのだろう。

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(引用終わり)

要するに、アメリカの弱点は、同化能力(対象性)の欠如にある、ということ。この根本欠陥が状況判断を常に誤らせ、自国を滅亡へと追い込んでいる。

矢ケ崎裕

携帯番号が“背番号”に 移動履歴監視の怖さ(国家による国民総監視時代の到来か)

2012年11月18日 | 記事
いよいよ現実的になってきたのでしょうか。国家による国民総監視時代の到来が。携帯電話番号による国民背番号化の目論みが、かなり現実化されているようです。

『携帯番号が“背番号”に 移動履歴監視の怖さ』http://www.janjan.jp/living/0706/0705316449/1.phpより長いので部分転載します。
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 ~前略~

●自動追尾システムに代わる携帯電話

 犯罪が起きたとき自白が取れないと、警察は携帯電話の位置情報をとるそうです。保存しているので後で検索できるからです。その人の動きを知りたい時、捜査令状がなくても、携帯電話の会社は簡単に警察の照会に応じて教えるシステムができているそうです。小谷さんは、4月1日から始まった「緊急通報位置通知義務化」の全貌が分かったと述べ、携帯電話と交信しているアンテナ(ビルの屋上などに設置)の位置をもって「位置情報」ということを明らかにしました。

携帯電話の場合、通話していない時もどこにいるか情報を送り続けており、24時間オンにしていると、どこにいるかすぐに分かるそうです。オフにしても基地情報をとっているそうです。基地局は1~2kmの間にあるといわれ、NTTドコモの場合はFOMA機種が対象となり、GPS搭載機種はGPS測位により位置情報が、それ以外の機種は基地局情報が警察など通報先に自動通知される仕組みになっているそうです。「ピンポイントで移動が分かる」と述べ、何十mの範囲で記憶し続けているので、電話番号を入れると現在地と過去に遡って検索できる、と語りました。

●令状なしでも警察の照会に応じる電話会社

個人情報保護法ができた時、社民党の保坂展人衆議員が、携帯電話の位置情報について、法務委員会でNTTドコモの法務部の人間に質疑をしたそうです。警察の位置情報の照会にどうやって応じるのかと聞くと、令状がなくても任意で、(義務じゃない場合でも)どんどん教えている、と答弁したそうです。位置情報をどうやって把握するのか、という質問に対しては「過去ですか? 未来ですか?」とNTTドコモの人間が答えたそうです。未来の場合、電話番号を入れておくとそこから追尾が始まる。過去ではなく、常にどこにいるかリアルタイムで追尾できるシステムになっているそうです。

携帯電話の料金は距離によって電話代が違うので、請求するときどこからかけているのか調べる。データを2~3年保存しており、それが位置データに使われ、アリバイ捜査に使われている状況があることを指摘しました。一応、番号の頭に「184」をつければ番号が表示されないとなっていますが、それは電話レベルのことで、NTTのシステムは全部把握しており、位置情報について権力側が教えてほしいと頼むと、簡単に教えてしまうそうです。今までは照会だったのが義務化されたことで、システムが警察に直結してしまった、と指摘しました。

緊急位置情報システムは地図上に現れます。かけてきた人の位置がわかるので、リアルタイムの追尾も可能となります。「個人情報保護法は、ここまで高度な情報を前提としていない」と小谷さんは述べ、料金以外にも広範囲に使われている可能性があることを指摘しました。裁判に出てくる証拠などからそのような使われ方をしていることが推測できると述べ、「怖い」との感想を漏らしました。

●携帯番号 事実上の国民背番号か

「このような状況になることを予想していた」と小谷さんは述べ、情報公開で総務省の「ナンバーポータビリティー」の検討資料を集めたとき、その中に「携帯番号事実上の国民背番号か」と1行書いてあったことを明らかにしました。携帯電話の番号の国民背番号化を期待していることが総務省の資料に書いてあったことに対し、「たまたまそう思っているだけなのか」と疑念を呈しながら、住基ネットの親玉である総務省が、住基ネットより携帯電話が国民背番号として使えるという認識をすでに持っていることの意味を問題視すべき、との認識を示しました。

「サイバー犯罪条約」に通信業者に対する通信ログの保存義務が盛り込まれていることに言及しながら、「携帯電話の不正利用防止法」「ナンバーポータビリティー」「サイバー犯罪条約」の3つでがんじがらめにした上で、携帯電話の個人情報を犯罪捜査に利用することを(警察は)明言している、と指摘しました。「ひも付き電話番号と照合すると何でも情報が把握できる。普通の人は無防備に持ち歩く。もし犯罪に巻き込まれたら過去のことも全部検索される」と述べ、その危険性を知っているジャーナリストの中には携帯電話を持ち歩かない人もいるそうです。

 ~後略~
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(是非、全文一読の上、国民の動きを監視可能にしようとするシステムについて、現状を把握いただければと思います。http://www.janjan.jp/living/0706/0705316449/1.php)

アメリカは、日本の政治家を監視し続けてきているが、その範囲は日本国民にまで及び始めています。「どこにいて、どんな情報のやりとりをして、何をしようとしているのか」を監視し、支配を強めようとしています。

知らぬ間に様々な恐ろしい物語が進んでいますが、そのことをマスコミは一切取り上げないのもおかしい。(これらの情報を得るには、やはりネットしか可能性が無いのでしょうか。)

猛獣王S

『アメリカに使い捨てられる日本』森田実著

2012年11月17日 | 記事
アメリカに使い捨てられる日本」~日本の真実を国民に訴える!
(森田実/著)

●本の内容http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31879706
アメリカによる日本の格差社会化、教育・医療・農業破壊はここまで進んでいる―安倍政権の正体と危険性を徹底的に糾弾。

●目次http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31879706
第1章 やがてアメリカに使い捨てられる日本―食い尽くされ、見捨てられる?安倍政権の行方
第2章 安倍晋三首相の「美しい国づくり」の欺瞞―混乱・動揺・わがまま・暴走を繰り返す安倍首相
第3章 安倍政権の「格差是正」政策では国民は救われない―希望なき格差社会を救う手立ては、もはや政権交代のみ
第4章 日本を破壊した小泉構造改革の正体―アメリカの対日改革要求はここまで進んでいる
第5章 安倍政権はなぜ「教育基本法」改正を急いだのか―愛国心涵養の陰で進んでいるアメリカのための教育改革
第6章 安倍政権はなぜ「憲法改正」に固執するのか―アメリカ従属下の憲法改正は絶対に阻止すべき
第7章 アメリカに操られ「戦争国家」へと暴走する安倍政権―北朝鮮・中国に強硬路線で突き進む安倍外交の愚かさ
第8章 次の政権は小泉・安倍政治の「負の遺産」を是正せよ―国民の幸せを強く願う憂国政治家3人の熱血語録


●森田実の言わねばならぬ[245]http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03361.HTMLより部分転載します。

>1945年から1952年までの占領下だけでなく、その後も日本の政治はアメリカ政府の支配下にある、という厳然たる事実からわれわれは目をそらすべきではない。
日本の政・官・財界と学界、マスコミ界の指導層は、戦後一貫してアメリカ政府にゴマをすりつづけてきた結果、健全なる批判精神を失ってしまった。アメリカ政府が何をしても不満をもたず、批判しない体質に染め上げられてしまった。しかも、この流れは指導層にとどまらなかった。従米的体質は大多数の日本国民の精神に染みついてしまっている。

>ブッシュ大統領が戦争を始めてからも、日本人のアメリカ崇拝の感情は大きくは変わらなかった。アメリカ国民がブッシュの戦争が間違いであることに気づき、2006年11月の中間選挙でブッシュ大統領に「ノー」を突きつけ事実上不信任したあとも、日本人のアメリカ崇拝感情はあまり変わらない。政府の方針もなんら変わらない。政治家もマスコミも一般国民も思考停止状態になっているように感じられる。みんなが鈍感になっている。いまの日本、鈍感が評価される時代になった。倒錯している。

>平和は最も大切なものである。私は戦争には絶対に反対だ。日本国民なら、みんなそうだろうと信じたい。ブッシュの戦争は大きな過ちだと考え、ブッシュ・小泉・安倍政治反対の論陣を張ってきた。
ブッシュが推進する弱肉強食の新自由主義にも私は反対である。人間を差別する不平等政策には絶対に賛成できない。だからブッシュ政治を批判し、ブッシュ大統領に忠実に従った小泉前政権をきびしく批判してきた。そしていま、小泉政治を継承した安倍政権への批判をつづけている。私の現実の日本政治への批判をまとめたのが拙著『アメリカに使い捨てられる日本』である。

>日本の与党(自民党と公明党)の政治家は、日本国民のために働くという政治家魂を失ってしまい、ただただアメリカ政治に追随している。健全な批判精神を失い、思考停止状態に陥っている。民主党内にも一部に与党のような従米政治家はいるが、野党政治家の大多数は目を覚ましている。
このままでは日本の行き先は危うい。従米政治をつづけていれば日本の富はアメリカに食い尽くされ、日本全体が使い捨てられてしまう。おそろしいことである。

>日本の政治の現状を正すには、健全なる精神をもった地方の人びとと、戦争を知っている高齢者層と、戦争を何よりも嫌う女性層と野党議員が総結集する必要がある。

>日本国民が「鈍感とあきらめ」から脱し、考える日本人、そして自分の判断で行動する日本人になることを切に願うのみである。

(以上)

猛獣王S