25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

白鵬 貴乃花 千代の富士 北の富士

2016年03月30日 | 日記

  しつこく相撲のことについて書く。相撲協会の八角理事長は千秋楽の白鵬の相撲を「いなし」とみなしていた。審判長の旭富士は日馬富士の立ち合いが早すぎたことを挙げていた。どちらも「さすが」だと僕は思った。「堂々としていない、横綱らしくない「変化相撲」とは言っていなかったことに僕は安堵している。「白鵬」についてネットで検索すると、ブーイングのコメントが多い。日刊ゲンダイなどはムチャクチャな書きぶりである。相撲がわからんものが相撲の取り口について書くな、と言いたいが、彼らは観客側として書いているつもりなのだろう。僕も観客であるが。

 ネットで「白鵬」を検索していると、「貴乃花」の写真が出てくる。頭を丸刈りにしている。頬がこけている。精彩がない。どこか悪いのだろうかとも思ってしまう。しばらく八角理事長の時代が続くのだろうから、貴乃花は弟子を育てることに専念すればいいのである。貴乃岩などは育て甲斐があるのではないか。

 先場所の大相撲中継で14日目には「元千代の富士」が解説者として出ていた。北の富士のような豪放磊落さはないが、解説は厳しい。なぜ負けるのかをきっちりと説明する。初期膵臓癌になり、噂によると肝癌と苦労が続いているようだ。テレビで見る限り、やや顔色が優れないと思ったが、まだ筋肉もしっかりついているように思えた。なぜか親方衆から人気のない千代の富士。八百長の代表格とも噂される。なかなかうまくいかないものだ。噂話ばかりで申し訳ない。

 相変わらず、元琴錦(現朝日山親方)の解説は上手い。よくわかる。取り口をしっかり説明してくれる。この頃は愛嬌も出てきて、こういう人が解説者となってほしい。北の富士はやや記憶力に衰えが目立つようになってきた。それにあまり勉強というか下調べをしていないように思える。おもしろく、ズバッと言って、いつも楽しみなのだが、先場所あたりから「もうろく」が目立つようになった。