25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

Falling Down

2016年03月27日 | 映画

  「スーパーマン リターンズ」を期待して観た。地球を救ってくれるのはいいが、ビルが次々と壊れ、そこには人もいるだろうにと思うと、いわゆるメチャクチャな映画であった。

 それに比べて、マイケル ダグラスの「Falling Down」 は、ムチャクチャではあるが、面白かった。

  主人公は小銭がないので、フィリピン人の店に入って、両替を頼むと、何かを買え、と言われる。しかたなくコーラを買うと、ぼったくりの値を言う。主人公は娘の誕生日に娘と会いたいのである。それがぶちキレる。コーラ代は払う。バットで店をメチャクチャに壊してしまう。こんなところから始まって「怒り」は不運にも続いていく。歩いていると、不良の一団に金を脅しとられようとする。これにもぶちキレる。ナイフを手に入れる。そうやって、だんだんと、武器が拳銃となり、機関銃となりロケット砲になる。自分はなにも悪くはないのに、事態はどんどんと悪い方に進んでいく。

  嫌なことは続くものである、ということを極端に描いていた。

 さて、白鵬は断然強い。現在十両の相撲を見ている。石浦もおもしろい。幕下の宇良もおもしろい。どちらも運動神経がよい。あっという間の二週間であった。