noRiの楽しいJapan Life★

蘇州刺繍研究所

ここ数日お天気があまりよくなく、冬に戻ったように肌寒い日が続いています
でも折角パパも3連休だしどこかへ行きたいなぁと思い、ママがふと思いついた場所へ。

蘇州は蘇州刺繍が有名
そこで刺繍を実際に作ってる現場を見学できる『蘇州刺繍研究所』へ行ってきました
以前からガイドブックをみて気になってたのですが、
ちょうど先日のベビーサークルで話題にあがったんです


 

『蘇州刺綉研究所』。
中国で刺繍は『刺綉』と書きます。


 

ここが刺繍を作っている作業室。
同じような作業室が計4つありました。


 

あまり知られていない場所なのか、見学に来られていた人は我が家以外に1家族だけ。
職人さんもお休みの方が数人いらっしゃるようでした。


 

『蘇州刺繍』とは、蘇州で作られる刺繍ではなく、蘇州人が作る刺繍のことを言うそうです。
もちろん蘇州で作られるわけでもあるんですが、よそものは職人にはなれないってことですね。
職人さんの平均年齢は46歳。
どうやら皆さん女性なようです。


 

椅子の横にはその作品に使うたくさんの刺繍糸が。
絵柄によって1本の糸を
1/10~1/28の太さに使い分けるんだそうです。
ちなみに一番難しいのは金魚の尾びれで、太さは恐らく刺繍糸の一番細い1/28、

人間の髪の毛だと1/10の太さにあたるそうですすごい
赤色だけでも微妙に違う色がこんなにたくさん。


 

こちらは竹の墨絵。
黒一色の絵だけど、刺繍糸は微妙に異なった黒の刺繍糸がいっぱい。
カラーのものより大変そぉ~


 

写真じゃわかりづらいけど、こちらは犬の絵。
布が深い緑です。


 

刺繍には種類があって、片面だけの片面刺繍と両面どちらをみても絵になってる両面刺繍があります。
そして刺し方にも種類があって、写真のような乱刺しというものもあります。
糸と糸の間に隙間があるのですが、油絵なんかは乱刺しのようです。


 

刺繍以外のものも作られていて、これはつづら織りだそうです。
正面は裏で、下が表。
表の様子を確認できるように、下に鏡が置かれています。


 

作業室を見学した後は、展示室へ。
思わずすごーいと言ってしまうような素晴らしい作品ばかりでした
中には表はチャールズ皇太子で裏返すとダイアナ元妃というものも。。。

この蘇州刺繍研究所は世界遺産『環秀山荘』の敷地内にあり、こちらは入場料が必要ですが、
刺繍研究所の方は入場無料。
今日は偶然日本語がとても流暢な中国人の方がいらっしゃって、ガイドをしてくださいました。
蘇州の名産の蘇州刺繍。
お客さんを蘇州案内するのに、もってこいの場所だなって思いました


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コメント一覧

noRi
ショコラちゃんへ
すごっかったよぉ~!!
私なんてずっと「わー!わー!」言いまくり(笑)
地道な作業、ほんとすごいなぁって思った。
中国の偉いさんはもちろんのこと、日本からも
元首相が何人も来られてるそうです。
是非蘇州へお越しの際にはこちらに。
ショコラ果歩
すごくないですかぁぁぁぁ!!!
とのっけから興奮気味です!!
この絵と同じ刺繍!!!
全部手作業でやっているんですね。
すごい。。。見たみたいー!!やっているところ
見てみたいーーーー!
と写真をみてテンションあがってしまいました。
この技術もすごいですよねー。。。
なんか、いまどき日本なら、機械とかで
こうゆうの出来そうだけど、手仕事で・・というのが
本当に感動しちゃう。。。
ステキなものを見せていただいて、ありがとうございます!
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