少しブログの更新に間があいてしまいました、、
ここ最近、いままで趣味の範囲でやっていた品種改良のレベルをもう少し上げようと思い、近年の育種事情(分子遺伝学やゲノム育種について)を調べていたんですが、
幸か不幸か、そういったものを知れば知るほど、自分がやってる“品種改良”がいかに低レベルかが明らかになってしまい、ちょっと恥ずかしくなってきたこの頃です笑
さて、以前、台木用のシークワーシャーを畑から救出しポットに植えた、という記事を書きましたが、
そのシークワーシャーが定着し、芽が伸び始めました!


これが、伸長し始めたシークワーシャーの苗。
真ん中と左奥の苗の芽が少し伸び始めています!
冬場なので、定着&伸長にはもっと時間がかかると思っていましたが、室内で管理していたおかげか、想像以上に早く伸長を開始してくれました。
残念ながら下の写真のようにうまく定着が進まず枯れ始めてしまった苗も見つかりました。

それでも全体では定着率8割以上で、救出したときほとんどの苗が衰弱していたことを考慮するとまずまずの結果です。
一度衰弱させてしまったので、今後の成長もやや遅くなるとは思いますが、ゆっくりと見守っていきたいと思います。
関連記事
シークワーシャー採種
シークワーシャー苗救出
ここ最近、いままで趣味の範囲でやっていた品種改良のレベルをもう少し上げようと思い、近年の育種事情(分子遺伝学やゲノム育種について)を調べていたんですが、
幸か不幸か、そういったものを知れば知るほど、自分がやってる“品種改良”がいかに低レベルかが明らかになってしまい、ちょっと恥ずかしくなってきたこの頃です笑
さて、以前、台木用のシークワーシャーを畑から救出しポットに植えた、という記事を書きましたが、
そのシークワーシャーが定着し、芽が伸び始めました!


これが、伸長し始めたシークワーシャーの苗。
真ん中と左奥の苗の芽が少し伸び始めています!
冬場なので、定着&伸長にはもっと時間がかかると思っていましたが、室内で管理していたおかげか、想像以上に早く伸長を開始してくれました。
残念ながら下の写真のようにうまく定着が進まず枯れ始めてしまった苗も見つかりました。

それでも全体では定着率8割以上で、救出したときほとんどの苗が衰弱していたことを考慮するとまずまずの結果です。
一度衰弱させてしまったので、今後の成長もやや遅くなるとは思いますが、ゆっくりと見守っていきたいと思います。
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シークワーシャー採種
シークワーシャー苗救出
はじめまして。
柑橘を食べていて種が手に入り交配が気になりだし検索していたところこちらのHPにたどり着きました。
目指すところはブラッドオレンジ(モロ)×サワーポメロです
目指すところは高いですが知識はほぼゼロです。(苦笑
色々詰まると思うのでご教示いただけましたら幸いです。
多胚単胚の掛け合わせの原理は少し分かったのですが香り、形、色に関して。
病気に強いなど性質として継承したいものは種子、見た目、は花粉親で合っていますでしょうか? 香りは種子側??
初歩的なことですみません。
それと育てられているものは全て実生ですか?
モロとサワーポメロの交配、どんな子が生まれてくるか私としても楽しみです。最近はアントシアニンのような機能性成分が注目されているので、もしかしたら超人気品種ができるかもしれません!
香り、形、色、耐病性の遺伝について。
そこら辺の遺伝様式はあまり詳しくはないので、はっきりとは申し上げられませんが、種子親・花粉親どちらでもあまり変わりないのではないかと思います。関係あるのは母性遺伝という特殊な遺伝方法をする形質ですが、香り、形、色、耐病性は母性遺伝はしないと思います。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjshs1925/59/1/59_1_9/_pdf/-char/ja
↑これはカンキツ類の病気として有名なかいよう病と呼ばれる病気についての論文です。もし興味がおありでしたら読んでみてください。この論文によるとかいよう病は優勢の遺伝子に支配されているようです。
ちなみに、日本で育てられているカンキツ苗はほとんどがカラタチというカンキツにみかんを接いだ接ぎ木苗です。接ぎ木をしないとCTVというウィルスに侵されて死んでしまいます、、