家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

マメキンカン 単胚種子 移植

2021年03月30日 18時44分58秒 | カンキツ
今日、実は午前と午後に二つ用があったんですが、まず午後の予定がリスケになり、午前の用は電車が車両故障で動かなくなったためなくなり、一気に暇になってしまいました…笑
そんなわけで植物関係の仕事がはかどった笑
当然ブログネタもたくさん出てくるわけで、本日3つ目の投稿になります笑

テーマはマメキンカンの単胚種子の移植
1/25に、多胚性であるマメキンカンの中から見つけた単胚の種子をまいたという記事を書きましたが、その後無事すべての種子が発芽、今日はそれらを土に移植する作業をしました!



↑これが1/25時点の姿。手前が単胚の種で奥が2胚の種子(多胚だけれども胚が2つしかない)です。

そして今日の姿がこちら↓



超適当に管理してたためひどい有様ですが、一応すべて発芽しています。
前の写真とは逆で、手前が2胚、奥が単胚です。



それらをこのようにセルトレーに移植しました。
むやみやたらに育てる苗を増やさない方がいいとは思いますが、マメキンカンは頑張らなくても3,4年で花をつけてくれて、そんなに負担にならないので、この6株は大切に育てようと思います。

ちょっと変わった個体が生まれてくれると嬉しいですがどうでしょうか、、
こればっかりは運否天賦ですね、、

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雲仙こぶ高菜の菜の花

2021年03月30日 13時40分43秒 | アブラナ
うちにはシソとパクチーの他にもう一つ、雑草のように毎年生えてくる植物があります笑
それが雲仙こぶ高菜。長崎の伝統野菜です。

発端は5年前に育てた苗。
葉の根元にこぶができるのが面白く、もっと増やしたいと思った当時の私は収穫後、種を採取し畑に蒔いたんです。
数本生えてこればいいかな程度で考えていたんですが、想像以上に発芽率が良く、それ以来雑草のように生えてくるようになってしましました…笑

それがこんな感じ。



結構大きな苗に育ちます!
味噌汁なんかにいれると結構おいしいので、毎年数本は残しています。

その高菜から今日花芽を収穫しました!



かなり茎は太いのですが、全然固くなく、おいしいんですよね、
だからこそなかなか雑草のように適当に扱えない💦
なかなか厄介な奴です笑
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ミカン以外の果樹も順調

2021年03月30日 07時53分05秒 | その他
時が経つのは早いもので、春休みもそろそろ終わり。次は大学3年生になります、、
外部の大学院を受けようと思っているので、院試に向けた勉強や情報収集もそろそろしなければ、と思いつつなかなか行動に移りません笑

さて、そんな話はどうでもよくて、今日は庭の果樹、特にカンキツ以外の果樹の様子をちょっと紹介します!

去年は全体的に成長が良くなかったんですが、今年はいい感じ!花芽がたくさん確認できます!



これはムベの花。雄花と雌花が同じ株に混在する植物で、結実率が低いのでちゃんと受粉させてあげないと実をつけてくれません。




そして、これはポポーの花。チョコレート色の花を咲かせます。
ブルーベリーと同じで、ポポーも他の株の花粉と受粉しないと結実してくれません。




そしておなじみのビワ。これは母が種から育てていたものでしたが、今年初開花&結実。
結構適当に育てていたので、種まいてから実をつけるまでに6年くらいの月日を要しました。




あとはキウイフルーツ。紅妃と呼ばれる中が赤くなる品種です。
キウイは雄花と雌花が株によって分かれているため、雄木と雌木両方用意してあげる必要があります。


こう見ると、うちの庭には受粉で色々苦労する品種ばかりが植わっていますね…笑
今年こそいい実をつけてほしいものです






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あすみ 収穫

2021年03月26日 20時13分26秒 | カンキツ
今日はいよいよ待ちに待ったあすみの収穫をしました!!



あすみ、というのは2021年に発表されたみかんの新品種で、とにかく糖度の高さが特徴の品種。
普通のみかんは高くても糖度12度程度ですが、このあすみに関しては15度を余裕で越えてきます。
交配は(スイートスプリング×トロビタオレンジ)×はるみ
確かに見た目は父親のはるみらしさを引き継いでいます!





皮も向きやすくアルベド(中の白いふわふわ)も取れやすかったですが、少し収穫時期が遅かったみたいですね、、水分がかなり抜けていました。
でも、その味は最高!糖度はなんと26度!酸もしっかりあるので、ただ甘いのではなく、濃厚な食味でした!!



どこかで、ポンカンの血を引いた子孫からは糖度の高い個体が生まれやすい、という記事を読んだことがありますが、あすみの親に使われているはるみもポンカンを花粉親に持つ品種です。
愛媛県が開発した甘平も西之香×ポンカン。ポンカンの偉大さを感じます、、
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文旦 小粒種子 その後

2021年03月26日 16時36分54秒 | カンキツ
3月21日に寒天培地上にまいた文旦の小粒種子、その後はというと無事成長し、ついに発根を確認しました!





5粒まいて、発根を確認したのが4個体。もう1個体はもう少し時間がかかりそうですが、枯れちゃうかもしれません。
(ちなみに以前投稿した津之望の方は、経過が芳しくなく、全滅しそうです、、)

今回初めての寒天培地上での播種を行たわけですが、ひとまずの感想は、“この程度なら別に寒天培地上で播種する必要ないかも”、です笑
というのも、例えば今回まいた小粒種子、わざわざ寒天培地を用いなくても、ティッシュの上でまき、丁寧に管理すれば、発芽率は90%以上で発芽させることができます。
今の状況では発芽率は寒天培地上でまいたよりティッシュ上でまいた方がいいわけで、これならばわざわざ手間とコストのかかる寒天培地を用いる必要性が感じられません、、

寒天培地を用いるメリットを享受するためにももっと練習を重ねていく必要がありそうです、、
道のりは長い…

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