家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

バジル 寄せ接ぎ成功

2021年10月22日 07時53分34秒 | バジル

なんだか急に寒くなってきましたね、、

冬物を全然そろえていなかったので、ひとまずジャージを着て寒さをしのいでいます…笑

 

さて、やっとスイートバジルのアフリカンブルーバジルへの寄せ接ぎが成功しました!

下に見える紫色の軸がアフリカンブルーバジルの軸、上がスイートバジルになっています。

 

アフリカンブルーバジルとスイートバジルは少しだけ遺伝的に離れているので、そもそも接ぎ木できるか心配していましたが、ひとまずそこはクリアできました!

今後は、接ぎ木したことにより耐病性や耐寒性に変化が起こっているのかどうかを調べていく予定です。

また面白いことが分かったら投稿しますね

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カラタチの実

2021年10月16日 23時58分51秒 | カンキツ

急に日が短くなってきましたね、、

大学の授業は大体17時頃に終わるのですが、授業が終わって外を見るともう空が暗くなり始めています。

昔までは授業が終わってからでも全然庭作業ができたのですがもうかないません、、

(といいつつ、気になる植物は部屋で育てているのであんま関係なかったりもします笑)

 

さて、今日は頼んでおいたカラタチの実が届きました!

30粒ほど入っています!

以前、台木用の苗を作るべくシークワーサーの種を蒔きましたが、今回買ったカラタチも台木用に育てます!

 

この写真、ちょっとアップすると面白いものが見えてきます。

わかりますか??

そう、毛が生えているんです!

ちょっとかわいいですよね笑

 

このようにカラタチはカンキツ類でありながら他の品種とはちょっと違った性質を示します。

この毛の他にも、落葉すること、耐寒性があること、CTVというウィルスに耐性を持っていることなど面白い性質ばかりあるんです。

くっさいのでなかなか食用には用いられることはありませんが、柑橘類の育種速度が上がってきた暁にはカラタチの血が入った生食用の品種が出るかもしれませんね

 

あ、そういえば、シークワーサーの種、ようやく発芽しました。

ちょっと狭いですがこのまま冬を越させ、春に畑に移植します。

シークワーサーもカラタチに劣らず成長の早い品種です。どちらが早く成長するんでしょうね。

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シキキツ 4回目の開花

2021年10月13日 13時15分08秒 | シキキツ×マメキンカン

ちょうど一ヶ月ほど前に、シキキツとマメキンカンとの交配を行ったという記事を投稿しました。

うまく交配ができたようで、今は青い実がすくすくと成長しています。

さて、その交配の母親に使ったマメキンカンですが、今年4回目の開花をしました!

 

毎年のように大きな花をつけてくれています♪

シキキツは実はあまり大きくありませんが、花が結構大きいので、交配を行う上ではとても有利に働きます。

(交配をするときは雄蕊を取り除かなければなりませんが、花が大きいとそれが楽だからです)

 

この時期にはマメキンカンは花が咲かないので交配には使えそうにありませんが、何か他にも有効活用する方法があるかもしれませんね。

その品種が持っているポテンシャルをどれだけ引き出だせるか、あるいはそのポテンシャルをどれだけ有効活用できるか、が品種改良をするうえでとても大切であると最近感じています。この時期に咲く花もなにか有効活用できないかじっくり考えてみよう思います♪

 

~メモ~

マメキンカン4回目の開花 10/13~

 

 

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バジル 接ぎ木 ウィルス…?

2021年10月12日 00時40分24秒 | バジル

えー…ちょっとバタバタしていて更新がまた滞ってしまいました、、汗

大学三年生、後期になると、かなり専門性の高い授業が受けれてなかなか面白いものです。

物理学を専攻しているので直接生物系の授業を聞く機会には巡り合いませんが、物理や数学の知識が育種の勉強に意外と役にたって驚いています。

そこら辺の話もブログで少し書けたらといいですね

 

さて、アフリカンブルーバジルを台木に接ぎ木したスイートバジルの近況報告です。

以前の投稿では、ちょうど寄せ接ぎを行ったところをアップさせてもらいました。

いまはひとまず台木の上部を先日切り落とし、癒合したか確認をしています

それがこんな感じ↓

緑の茎がスイートバジルの茎、赤のがアフリカンブルーバジルの茎です。

そしたらですね、なんと…

 

葉がこんなんになっちゃったんです笑

わかりますか??たぶんウィルス…笑

 

アフリカンブルーバジルは、種ができないため基本栄養生殖で増殖されます。

種で増える場合、種ができる際一度ウィルスフリーになるので大丈夫なのですが、栄養生殖で増やす場合ウィルスフリーになるきっかけがなく、どんどん病原菌やウィルスが蓄積してしまうんです。おそらくそのウィルスがスイートバジルにも乗っかってしまったみたいですね…

庭ではスイートバジルとアフリカンブルーバジルを隣同士で植えていますが、今のところスイートバジルへの感染は見られていません。アブラムシなどで媒介される手のウィルスではなさそうなのでひとまず安心です。

このアフリカンブルーバジルをウィルスフリーにしたらどうなるんでしょうね??

ただでさえ丈夫なのが、雑草並みに強くなっちゃうかもしれません…笑

いつかやってみたいものです

 

 

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メロゴールド実生 その後

2021年10月01日 16時06分37秒 | カンキツ

一年ほど前に、多胚のメロゴールド種子を得た、という記事を書きました。

胚は二つあり、両方ともに発芽したのですが、可愛がりすぎたせいかそのうち一本が枯死。

結局一本しか残りませんでした。

残った方もかなり成長も悪かったので、こちらも枯れてしまうかと思っていましたが、無事葉を展開。

春にはカラタチ台に寄せ接ぎをしました。

普通、寄せ接ぎをすると一ヶ月ほどで急激に成長を始めるのですが、どうも成長がうまくいかず今はこんな感じ↓

めちゃくちゃ遅いスピードで伸長を続けています笑

 

ただ、3倍体の苗って総じてそういうところがあるような気がしています。

昔育てていたオロブロンコの実生苗(下の写真)もかなり大きくなったところで急に伸長をストップ。

甘夏台木に接ぎ木したものの、そちらもあるところで成長を停止してしましました。

 

そんなかんなでどうも3倍体に対する苦手意識が取れません…笑

メロゴールドは大きく育つんですかね、、、汗

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