ちょっと先日Twitterにカンキツ育種関連の投稿をしたんですが、運よく広まったみたいで、何人かから励ましのメッセージをいただきました。そして、ブログを読んでくださっている方がいることもそこから知ることができました。ブログを書いている側はなかなか読んで下っている方の反応を知ることができないので本当にうれしかったです。
交配に取り組まれている方もおり確実にカンキツの個人育種が広まりつつあることを感じます。私がブログを始めたころは表立って個人育種をされていたのは南津海の山本さんくらいでした。本当にうれしい限りです。
さて、そんな今日ですが、マメキンカンの採種を行いました。
特に何か交配をしたわけではないただのマメキンカンです。
マメキンカンはよく私のブログでも取り上げていますが、幼若期(種をつけるまでの期間)が短いという特徴を持っています。それを利用した育種を行いたいと思ったのがマメキンカンに興味を持ったきっかけでしたが、実際幼若期がどれくらい短いのか自分で調べたことがないなと思い今回種を蒔くことにしました。
また、交配親として今までカラマンシーを使っていましたが、コメントを通してすすめていただいたマイヤーレモンもお試しで育ててみることにしました。
幼若期はおそらく量的遺伝要素なので、マメキンカンを使った交配もそういう意味ではあまり意味はない(どうせ交配を重ねるうちに失われる)と思いますが、そういった交配を通して何かしらの知見を得られたらと思っています。