家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

アフリカンブルーバジル 台木としての可能性

2021年09月10日 08時21分35秒 | バジル
おはようございます

また今日から暑くなるそうですね、、
今年の夏は信じられないくらい暑くなったかと思いきや冬のように寒くなり、と本当に天気の変動が極端でしたね…
庭でもいくつかの植物がその変動に耐え切れず枯れてしまいました
この先、こういった変動がより激しくなるかもしれないと思うとぞっとしていしまいます、、

それはさておき、今日はバジルの話題です!
7月の頭ごろに、最近バジルにハマっているという内容の記事を投稿しました。
バジルの形質の多様さに魅せられて、とにかく色んな品種を集めていました。
その中でも特にアフリカンブルーバジル(5月末にブログで紹介)は耐寒性・耐病性を持っているという優れもの。耐寒性に関しては0度まで耐えれるそうで、これは日本でも場所によっては冬を越すことができるレベルです。

そういった耐寒性や耐病性を食用バジルに寄与したいとの思いからアフリカンブルーを片親に交配を行ったのですが、ことごとく失敗。
まったく種子を得ることができませんでした。

↓交配後のアフリカンブルー(アフリカンブルー×シナモンバジル)


↓種子が形成されず枯れた穂


色々調べてみるとアフリカンブルー自体が種間交雑らしく、それにより不稔が生じていたのかもしれません。

ところでカンキツ類では、接ぎ木により、台木の性質を穂木に寄与するということがよく行われます。
例えばカラタチはカンキツ類の台木によく使われる品種ですが、これを台木にすることによって穂木の品種に耐寒性が寄与されるそうです。
(詳しい原理は浅学にて不明…笑)

それならば、バジルでもアフリカンブルーを台木に使うことによって穂木品種に耐病性・耐寒性を寄与できるかもしれない、と、アフリカンブルーとスイートバジルを接ぎ木してみることにしました。野菜類の接ぎ木はやったことがないので、どう行うのがベストかはわかりませんが、カンキツの方法にのっとり寄せ接ぎをすることにします。

ということでまずは苗づくり。
アフリカンブルー・スイートバジル、それぞれの挿し木苗を作ることにしました。

↓アフリカンブルー


↓スイートバジル


↓挿し木直後


根付き、芽が伸長してきた暁には接ぎ木を行います。
さぁうまくいくでしょうか、、

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