カンキツにはジューンドロップと呼ばれる生理障害があり結実した実が夏に落果することがよくあります。
交配した実がこれにより落ちてしまうのが最も怖いわけですが、あすみと交配した実がその被害にあってしまいました、、
そのまま放っておくと種はダメになってしまいますが、うまく救出してあげるとこの時期の未熟な種でも発芽することがあります。
救出する際、寒天培地でちゃんと育てるか濡れたティッシュの上で育てるか迷うのですが今のところ寒天培地での成功率があまり高くないので今回はティッシュの上で育てることにしました
こちらが落ちてしまった実 ↓。落ちてから少し経っていたようで食害にあっていました
種は意外としっかりしており、合計6つ採種することができました
あとはいつも通り濡れたティングにおいて発芽を待ちます。
一度落ちてしまうと、どこについていた実か把握することが難しく果たして本当にこの実が交配した実かちょっと怪しいのですが交配相手はフィンガーライム。発芽さえしてくれればすぐ判断できそうです。