昨日は母が出かけていたので、久々に録画していた映画を見た。
映画はアンジェリーナ・ジョリー主演の「ソルト」。
スパイアクションもの。
夫が好きだったジャンルだ。
「レンタルビデオ店」が出始めてから25年ほどになるだろうか、
当時から私達はよくビデオを借りて見た。
計算すると、少なくとも1200本は見たことになる。
印象に残っているものや好きなものはもちろんあるが、ほとんどは忘れている。
夫はアクション、戦争、サスペンス系が好きだった。
二人で見るときは、夫の好みに合わせていた。
「ソルト」は面白くて引き込まれたが、
途中で突然、現実に戻った。
「夫が見ていたら、ここで画面に向かって突っ込むだろうなぁ」
と思って、ストーリーとは全く関係なく涙が出てしまった。
かと思えば、その後、アンジェリーナが銃で、
次々敵(?)を撃っていく姿を見ていたら、
私も「ミクロの決死圏」のように夫の身体に入って、
脳の悪い細胞を次々に撃ち殺せていたら・・・
・・・なんて、荒唐無稽、かつ過激なことを考えていた。