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2006年12月に悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)の告知を受けました。治療を経て現在経過観察中です♪

腫瘍放射線科受診!!

2007-10-18 20:58:11 | 放射線治療
今日は、紹介状を書いてもらって、今の病院に来てから血液内科にかかり、抗がん剤の心臓への影響はないかを調べるために循環器にもかかり、やっと腫瘍放射線科に受診です。

放射線科の医師から治療についての説明を受けてきました。
私の場合・・・
治療前にPET検査で見られた病巣が、今回のPETで分からなくなっているので、
かなり消えたのではにかと思う。
しかし、予防の意味合いで放射線治療追加が望ましい。
場所は、PETで陽性だった所を中心に(鎖骨上窩~縦隔)

・1.6Gyを20回で32Gy。
・週5回(月~金)
・治療台の上に仰向けにじっと寝て15分。実際の照射時間は1~2分。
 その外の時間は位置合わせ。
・照射部位が鎖骨上窩からになるので、首が動かないように、お面を使います。

お面は、その人の顔の形に合わせて作ります。
1枚のメッシュの板を、熱をくわえやわらかくし、顔に押し当て、冷却し形をとります。
2mmも動かないくらいです。
このお面を毎回装着し、同じ場所に照射できるようにします。

こんな感じです↓(これは私ではありません


このお面を作っている時、息苦しいけど、
お面が温かくてエステに行ってるみたいで気持ちよかったです
ウトウトしちゃいました

☆副作用
①放射線宿酔・・・(だるい、疲れる、気持ちが悪い、食欲が減った。)
②放射線食道炎・・・飲み込むとつかえる、しみる
③放射線皮膚炎・・・鎖骨上窩など皮膚に近い場所は赤くなりやすい。
         日焼けのようになるが、今回の線量では発赤乾燥程度。
④皮下組織の硬化・・・今回の線量では2~3年経てば分らない程度。
⑤放射線肺臓炎・・・照射したところの肺が硬くなる(肺線維症)
         治らないが、体積が小さいので症状を感じることはまずない。
⑥放射線心膜炎・・・これが実害を起こすことはまれ。
⑦甲状腺機能低下・・・将来起きる人がいる。
⑧二次発癌・・・起きる癌のリスクが高まるが、
       治療を受けるメリットを比較したら、治療のメリットが大きい。

☆日常生活の注意点
照射部位に紫外線があたることを避ける。首がかくれるような服装選び。
アルコールは禁止!!(照射後3ヶ月。食道にしみるため)
その他は、何時何処でOK!!
照射部位は清潔に保って、入浴もし、泡立てた石鹸でやさしく洗う。

と言うことで説明を受けました。
治療は22日からになります。

前の病院では、心臓に照射すると言われていたことが気になっていたと言うことも聞きました。
PETで腫瘍があった所に照射するが、縦隔と言っても首に近い辺りになるため、
心臓にはかする程度で、気にしなくてよいと言うことでした。

二次癌に関しても、健康な人が日常生活を送る中で誰もが紫外線を浴びている。
紫外線を浴びることで、健康な人も癌になるリスクは持っている。
放射線を受ける人は、人より照射する量が増えるため、健康な人よりリスクが高くなるが、
必ず癌を発症するわけではない。
ホジキンリンパ腫は、抗がん剤、放射線の治療効果が高いと言われているため、
治療を受けることでのメリットを考えると、再発予防のために治療を進めると言うことでした。

前回の病院で放射線治療が必要と言われていた時から自分でも色々と考えていたため、
気持ちの整理もついていました。
もうお任せするしかないな!!って思いです。
放射線を受けずに、再発したら(あの時放射線を受けておけばよかった・・・)
ってきっと後悔するなら、今やれることをやっておこうという思いから
放射線を受けることにも抵抗は感じなくなっていました。

看護師も介入してくれ、医師との診察の前に問診表を使って今までの治療の流れや、
不安に思っていること、医師に聞いておきたいことなどを確認してくれます。
医師との診察にも同席し、その後も再度聞きたいことは聞けたかなど確認をしてくれました。

看護師が近くにいてくれることで安心もするし、聞きやすい環境を提供してくれます。
こうゆう配慮も患者にとっては大切だな~。って思いました。

これから、それぞれの人に起こりうる症状を作成し、治療を受ける間スケールで症状を評価していくようです。
毎日、看護師とも顔を合わせ、変わりがないかチェックしていくようです。
あと、週1回放射線科の医師の診察があるようです!!

22日から治療開始!!
初めてのことはやっぱり緊張するし、ドキドキだと思うけど頑張るゾォ