気ままに…

思い出のいとぐちにと

風の盆恋歌に

2005-07-06 | 思い出


「風の盆恋歌」
 
私はこの本をまだ読んだ事もありませんし歌も聴いていませんが、この言葉を見た時に胸が熱くなりました。
もう十数年前になりますが、主人共々親しくして頂いていたご夫婦の奥さんのお姉さんが、富山の八尾に住んでいらっしゃったので、そちらに行く時私達夫婦を車で連れて行って下さいました。
行ったのは八月の終わり頃で、「おわら風の盆」のお祭りは九月の1日からですが、前夜祭を行なっていました。
その時の哀愁漂う胡弓の音色と踊っている娘さんの編み笠から少しだけ覗いている横顔が印象的で、その情緒あふれる雰囲気の中を、主人と楽しく言葉を交わしながら眺めて歩いたことを思い出しました。
その後何年かして又連れて行ってもらいました。その時はもう主人は亡く、奥さんのすぐ上のお姉さんMさんとの四人でしたがこの時の思いも感慨深く、ご一緒させて頂いたこの優しかったお姉さんの、今年は一周忌をお済ませになったところです。

おわら風の盆と聞くと懐かしく、お邪魔した親戚ではとても好くして下さって本当に感謝しています。
あちらの家は間口はさほどではありませんが、奥が長くて広いのに驚きました。出逢った人々は優しくて、そばに綺麗な川が流れ、緑溢れる静かな雰囲気の好い町だなぁ… と思いました。 
上の写真は泊まったホテルで踊りを見せて頂いているところです。

 あの時… 何時までも心に残る思い出です。 

  「おわら風の盆」 ホームページです。