アミロイドAmyloids あみろいど
水に溶けない繊維状の40~42個のアミノ酸からなるペプチドの構造を持つタンパク質。器官にアミロイドが異常に蓄積すると、アミロイド症などの神経変性疾患の原因になると言われる。
アルツハイマー病の脳では正常では異常に多く産生しないアミロイドとして沈着している。アミロイドβ前駆体タンパク質Amyloid-beta precursor proteinは重要な発症の一つで、大きな膜タンパク質で、通常は神経の成長と修復に欠かせない役割を果たす。
高血圧を放置するとアミロイドβという特殊なタンパク質が溜まりやすく脳血管障害により脳にダメージを与える。中年以前の前から長年に渡り脳内に蓄積し始めると考えられ認知症の主要原因の一つとしている。初発症状は全身の倦怠感、体重減少、貧血症状、浮腫などの非特異的な症状がある。高血圧、糖尿病では健康な人の1.5~2倍程度認知症に陥りやすいといわれる。
活動と休息のリズムを整え質の良い睡眠は睡眠中に脳内アミロイドβが脳の血管から脳外へ排出 するという。赤身肉の過食は、高血圧を誘発しやすく鉄分が身体を糖化させるとも考えられている。
野菜、果実、魚、大豆、ナッツ類を多く含む健康的な栄養バランスのよい食生活として特に緑黄色野菜と魚油(青魚類)が アミロイドβの生成を阻害するポリフェノール、DHAやEPAなど脳の活性化働く。
認知症予防にはさらにカカオポリフェノール、カフェインの適度な飲用もよい。生活習慣などの改善で、認知症への進行を防いだり、発症を遅らせたりできることがわかっている。
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