・プロピオン酸Propionic acid ぷろぴおんさん
油脂の加水分解により得られる脂肪酸のうち、最も炭素数の少ないものであったことから語源は「最初の脂肪酸」を意味する。プロピオン酸菌はビタミンB12を生産する主要な菌であり、草食動物は腸内細菌としてこれらの菌からビタミンB12を得ている。
短鎖脂肪酸、低級脂肪酸で脂肪やコレステロールの合成を抑えたりする。さらに肝臓で糖新生の材料として用いられる。プロピオン酸およびその塩が、わずかに刺激臭、腐敗臭があるが食品添加物の保存料、香料としてパン、洋菓子に2.5g/kg用いている。
自然界にも微生物の代謝産物として存在し、みそ、しょう油、ぶどう酒、チーズなどの発酵食品に含みカビや芽胞菌の発育を阻止する。
右上最上部にある窓から検索できるようです。
4月24日までの表示?


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