・トリプシンインヒビターTrypsin inhibitor とりぷしんいんひびたー
生物により生産して、動植物界に広く見られるトリプシン阻害物質でタンパク質性と、微生物の代謝産物でペプチド性に分けられる。
生の大豆に含まれ膵臓肥大の原因物質として知られ、トリプシンというタンパク質分解酵素の働きを阻害するが加熱により分解し不活性化する。
糖尿病は、インスリンというホルモンとそれを分泌する細胞(B細胞)が減少、また弱ったりして起こるが、トリプシンインヒビターは、B細胞を増殖させインスリンを増加させ糖尿病の治療、予防に役立つとの期待が高い。
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