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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[高齢者とサプリメント] 食生活について語ろう

2020年05月28日 | 美容ダイエット

・高齢者とサプリメントThe elderly and supplements こうれいしゃとさぷりめんと
 Supplement"は、英語で「補助」、「補充」というような意味です。
健康を目的に利用する健康食品・サプリメントの過剰摂取などによって、短期間で発症するケースや、逆に1年程度の長期間を経て 肝機能が悪化する「薬物性肝障害」を年齢・性別を問わず、誰でも発症する可能性を示唆しています。初期症状では倦怠感、食欲不振、発熱、 黄疸、発疹、吐き気、かゆみなどの症状がでることもあります。

健康食品を利用する際は、以下のポイントを確認してみましょう。
1)錠剤・カプセル状の製品は過剰摂取になりがちです。通常の食材の形をしたものの方が、過剰摂取になりにくいです。食材には味・香り・形があり食事を楽しくします。
2)友人・知人から得た情報は、その情報源をたどって、販売業者の宣伝にすぎない内容ではないか、正確な情報かを再確認して、確かめることも必要であり重要です。自分自身で製品に含む成分の安全性と有効性に関する情報を調べ再確認することが大切です。
3)思わぬ健康被害を受けることがあるので、錠剤・カプセル状の製品を複数利用したりすることは避けるようにしましょう。
4)自己判断での医薬品との併用は避け、不調を感じたら医療機関などの専門家に相談するのもいいですが、過剰摂取しない、バランスの良い食事を心掛けましょう。病気になって栄養素・成分の過剰、不足する、過剰に、不足にならざるを得ない疾病では、死期を加速していることになるのです。
5)高齢になって免疫力の衰え、酵素の構成能力の衰えに寄ってその衰えがちな成分を補っていくのは必要なことと考えられます。普段の食事で不足しがちな、補ってほしい成分が存在してきます。高額な商品ほど効果があるとは限りません。一般には足腰、視力、筋力、水分の保持能力の低下、血管の老化(動脈硬化・認知症)が主なものとして挙げられます。

◇足腰:カルシウム・ムコ多糖類(ヒアルロン酸)・コラーゲン
 食品では牛乳・ヨーグルト・チーズ類・ゼリー

◇視力:ルティン・アスタキサンチン(カロテノイド)、シアニジン-3-グルコシド(アントシアニン系色素)・DHA
 食品では人参・ほうれん草・鮭、青魚

◇筋力:ロイシン・ホエイたんぱく質・アミノ酸・BCAA(Branched Chain Amino Acids:ロイシン・イソロイシン・バリン)
豚肉脂身なし1700mg・ゼラチン2500mg・精白米570mg/100gのロイシン、乳清・畜鶏肉、魚、卵、大豆
 
◇水分の保持: グルコシルセラミド・コラーゲン・ガラクタン・アルギン酸
 こんにゃく、ゼリー、寒天、トコロテン、昆布

◇血管の若返り:αリノレン酸・DHA・EPA・水分・カリウムとその働きをサポートするカルシウム、マグネシウム
 野菜、青魚、大豆

◇腸内環境:乳酸菌・食物繊維
  ヨーグルト・乳酸菌飲料・野菜・きのこ・漬物

これらの食品の成分を効率よく吸収させるためには、ビタミン・ミネラルを必要とします。特にその吸収を高めるには、吸収をよくする生成をよくする成分に抗酸化成分に関係するビタミンB群、C、ビタミンE、鉄、亜鉛、潤いを閉じ込めて逃がさないセラミドなどを効率よく摂取することが重要です。
にんにくは、ビタミンB1(チアミン)と結合しアリチアミンとなってその吸収を助け体内での持続性を保ちアリチアミンは、体内のビタミンB6と結合すると糖質の代謝に関係するインスリンの分泌を助けます。アメリカで1990年に発表している「デザイナーズ・フーズ計画」でピラミッド型でトップのものがニンニクです。
コンニャク・トコロテンは腸内でも溶けにくく保水力があり胃内滞留時間が長く熱中症対策には良好です。食物繊維が腸内環境を整えます。トコロテンもゼリーも水分を保持し、水分補給にもよく、高齢者にも是非食べて欲しいデザートと言えるでしょう。
認知機能も気になるところです。 比較的軽症の認知症にビタミンB群が代謝を促進し予防に役立つ事も判明しています。ビタミンB6,B12と葉酸は、ホモシステイン(動脈硬化の原因物質)の値が高いと血栓などにより認知症を引き起こしますが、その数値を抑制するとしています。医療用としてアルツハイマー型にアセチルコリンエステラーゼAcetylcholinesterase阻害作用によりアセチルコリンの濃度を高め、アルツハイマー型の認知症の進行を抑制、神経が衰えるのを保護する作用、働きがあることが分かっています。
癌Cancer細胞は、低酸素、高血糖(がん細胞の餌)でガンができやすくなります。食生活から見ると、ガン患者にみられるのはカリウム(野菜・果物類)が少なくナトリウム(食塩)が多い状態で過剰になってくるとガン細胞分裂スピードが早くなるといいます。


 不足気味の食品・栄養素を補いつつ、常に運動・栄養・睡眠のバランスの取れた生活を送ることが老化を遅らせ、健やかな一日一日を送ることにつながっていると感じました。




ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。
 

 

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