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ライブこそ我がライフ。

とは言うものの、然して行っていないけれど。

LIVE BANG!

2005年10月07日 | その他、舞台
テレ東の番組収録に行ってきた。
観客少なくて困ってるんです、来てください、って渋谷駅で友達とキャッチされてきた。2000円呉れるって言うし。やっつんに会えるし。かくぱっつあんに会えるし。今野君と高橋君に会えるし。

東京タワー横の芝公園スタジオにて。ライブハウススタイルでの収録。
MCにキャイ~ンと、坂本なんとかちゃんという女の子。
他の出演者は、東京03、ダブルブッキング、エレキコミック、キングオブコメディー。
バンド出演者は、ひなた、熊猫、ピンクフラミンゴMG、BABY JOE。

番組知らなかった。
若手芸人が(とか言っても、お笑い芸人界ではとっくに中堅)2組ずつ登場してインディーズバンドを紹介して、どっちが良かったかを投票する。
[投票する]、って、その段階になって初めて知らされた。進行がなってない。

芸人達のネタも見れる、って言われたからってのもあって行ったのに、やってくれなかった。良いけど、別に。

1本目収録。

東京03が紹介、ひなた。
ダブルブッキングが紹介、熊猫(シェマン)。

ひなたは、アコギのイケメン2人組、ってのが売りらしい。
アコギが売り、ってことで出てきたからか知らないけど、曲実演でバックはがんがんな電気式楽器の中、エレアコで。
別に普通のエレキギターでやればいいのに、と思った。
新潟出身ということで先入観があったからかも知れないけど、ちょっと曲調、メロラインがスネオっぽかった。
イケメンかどうかはさておき、まあまあ。

熊猫は、メンバーがしょっちゅう入れ替わるんだって。
歌詞がチャイ語っぽかったりと、インターナショナルな音楽、ということ。
でも別に完全にチャイ語で書かれた訳ではないっぽい。
海外の音楽イベントに[日本のインディーズバンド]代表として多数参加。
女の子のツインボーカルで、4人。
女の子はチャイドレス、男の子はチャイというよりモンゴルっぽかった。
曲は、賞を2つ取った作品ということだったけれど、一曲に柱がない。
初めキュートにスタートして、偽パフィーみたいな感じ。ツインボーカルなのにハモらないのは意味不明。
ラストはギターギュイギュイいわせてボーカルもシャウト。暴れ。
色んな事をやりたいのは分かるけれどてんこ盛りにしすぎてぐたぐた。可愛さと格好よさを兼ね備えた風にしたい感じだけれど土台ができてなくて、ぐすぐす。
キャイ~ン天野に「賞取った、って[急に変わった賞]?」なんて言われてたけれど。うん、賞取るほどじゃなくない?と思った。[急に変わった賞]でなくとも[物珍しいで賞]だったんじゃないか。
女ツインボーカル、[可愛い自分]演出して、でも可愛くなれていない。
町田康氏の言う「オレを歌い、曲を歌わないバンド」の分かりやすい例を目の当たりにした。
曲を作ってるリーダーが、やりたいことと、やれることと、ボーカルが歌いたい曲と歌える曲と歌わせられる曲に開きが。
メンバーがしょっちゅう入れ替わる、という、このバンドがダメな理由が良く分かった。

30分休憩を挟んで、2本目撮り。(放送はこっちが先)

エレコミが紹介、ピンクフラミンゴMG。
キングオブコメディーが紹介、BABY JOE。

やっつん、天野に振られてマイティーの「あっかるいよ!」を何回もやらせられてた。
それを受けてキングの今野くんが「あかるいよ!!!」とキレ言いしてた。(後半[あかるいよ!]を自分のモノにしようとしてた 笑)

ピンクフラミンゴ、ボーカルが外国人(日本語流暢)、ベースが、ベースマガジンにインタビュー載る腕前の人。他にも活動してるのかも。うしろから前川さん。
ボーカル、ベース、ドラムの3ピース。
スーツで登場、ドラムの人がちょっとホストっぽくて嫌だったけど、曲は良かった。
日本語喋れる外国人氏の書いたリリックは英語。
バンド名の[MG]はリーダーであったギタリストが抜けたから[Minus Guitar]の意味だって。「マッド ゲイ」とも言ってたけど。(←本人達のネタ)

BABY JOE、どこだっけ、頭の良い大学生たち。
色々格好いいこと言ってたけど、正直子供がなにを甘いことほざいてるんだろう、と思った。
親が金持ちで、別荘に練習スタジオ作ってて、フライヤーも良いもの作ってて、ライブもたくさんやってて、インディーズで何枚かCD出してて、「つまらない世の中に俺らが喝を入れて、変えていきたい」んだって。
0.2へえ。
年代物のギブソン持ってた。
なんか、僻み言ってるだけっぽくなってるけど、それだけ口上述べてて、出せる音楽はこの程度かよ、と言う感じ。ありきたりで安っぽい。ギター2本使ってても生かせていない。
これまでのスターバンドをなぞってるだけな様なパフォーマンス。
公式HPでリーダーらしき人が「でも憧れの渋谷陽一に褒められたからいい。試合に負けたけど勝負に勝った」的なことを書いていたけれど、有名人、業界の人、関係者に褒められたからって喜ぶなんてやっぱり単純。世間知らずのぼんやな、と思った。いや、まあ、憧れの人に褒められればそりゃあ嬉しいだろうけれど。
こちらも、[オレを歌う]タイプ。
曲前にボーカルが「OK、今日はどうもありがとう」とかMCらしきこと喋ってたけれど、寒さこの上なし。ボク、そういうことはおうちでやりなさいね。

放送は、1本目に撮ったのが10月30日放送、2本目に撮ったのが10月23日放送だそうです。
勝敗結果は、番組を見てね。
覚えてたら、放送後に結果をここに追記で載せます。

番組サイト→公式HP
ひなた→HP
猫熊→HP
ピンクフラミンゴ→HP
BABY JOE→HP

浄土前夜

2005年05月23日 | その他、舞台
月見ル君想フ→http://www.moonromantic.com

~町田康&小嶋さちほ朗読とライア演奏の夕べ~

100席、オールスタンディングで200~250人という小ぶりなハウス。今回は椅子とテーブルが出ていて発売時は90席。

飲み物をもらって、待機。

開演20分くらい押して、演奏始まる。

小嶋さちほさんの、ライアという楽器は両手で抱えられる大きさの弦楽器。よくファンシーなイラストで天使ちゃんが持ってるハープの、木で出来たもの、と言ったら伝わりやすいかも。
パーカッションの男の人が民族楽器を操っていた。たくさんあって見てて面白い。金属の碗を擦って鳴らしたりとか、水をぱしゃぱしゃいわせたり。

小嶋さんの旦那さんの、どんと氏が、町田氏のファンで自宅の押し入れに[殿堂コーナー]を作って町田さんの小説を置いたりしていたほどらしい。で、どんとさんがイベントの縁をつくってくれたのかあ、と。MCで小嶋さんが。
沖縄の曲と、こきりこ節と、全部で3曲やってくれた。

暗転して、直ぐに町田氏登場。
黒いシャツ、黒いズボン、革靴、首からクロス、細身の眼鏡。

椅子に座って、紙を広げて舒に朗読の開始。
冒頭聞いていて、この話に覚えが無きにしもあらず、と思っていたら、文芸誌に書いてらした[一言主の神]だった。

なんたらの神とか、なんたら大皇とか、なんたらの皇子とか、名前の難しい登場人物がいっぱい出てきて、やべえ、話についていけるだろうかと思ったけど、杞憂。
気付いたら、あの、関西弁が少しくブレンドされた良え声で、解り易く語られていて、マチダらしい現代口語で会話がなされ、自分はとっくに物語の中にいた。
俳優もしている町田氏、さすが、上手い。
演技をする人が朗読をやるとむやみにテンション上がって身振り手ぶりで煩くなりがちだけれど、そういうんじゃなくて(町田さんの演技は元々そういうタイプのものじゃ無い、ってこともあるけど)、普通に、本を抑揚つけて読んでくれる感じ。
地の文と会話と、間の取り方とか絶妙。
笑う。すごい。引き込まれる。

話が終わって、題名を言ってくれた。来月出る短篇集に入ります、って。
読むのが楽しみ。

「今のは小説でしたが、次は詩を朗読します。さっきの小嶋さちほさんと一緒に」かなんかそういうことを言って「ちょっと休憩」っつって。

5分ほど後、パーカスの男の人、小嶋さん、町田氏が再登場。

二人の演奏の中を、[四肢を切り落とす・仏師屋ぬすっと]。[なめとったらあかんぞ」「なめとったらあかんぞ」「なめとったらあかんぞ」云々]のところがすごく良かった。
[洞。うつろな洞、ほほら。]も、目で見て字面で読むより、韻を踏んでる感触が軽快に思えて。

本人に読んでもらうのって贅沢で素晴らしい。
そういえば人に本を読んでもらうのって物凄く久し振り。こうやって人に(しかも作家先生ご本人に!)読んでもらうとすごく、自然に全てに納得がいく。なんで酢なんだ、とかも、彼はこれをせざるを得なかったんだろうな、とか。

そして、私は知らなかった詩を3つくらい。
[しかいしかいしかいしかい、暴徒]とかいうやつ。司会か視界か市会か斯界か、何だろう。耳では司会に聞こえたけど。
今年はこんな感じ、来年もきっとこんな感じ、で締められる詩。
あと、[だから、私たち、合体]というやつ。あれ、なんか雑ざってる?…かも。
これらも来月出るという本に入っているといいなぁ、と思う。

そして、[カネから未来]。
最近ライブで[退屈なレイニー]をやってくれなくて残念に思っていたので、「カネから未来を-」と始まった瞬間、うひょーとなってしまった。嬉しい。
「金から未来を逆算するなんて馬鹿げ過ぎてるってあいつ云ってたっけ」を言葉で聞く、なんつうか、感動。新しい聞こえ方。

最後に小嶋さんメインで、どんとさんの曲を。
ハワイ曲でダンサーも登場。
町田氏も書き下ろしっぽい短いのを読んでくれた。
ハワイの神や光や大きさや慈愛に対して[自分は卑小な存在で、でも、]みたいな内容。

おしまい。
すごく良かった。声という楽器、読むという演技、音読という音楽。
行って良かった。今度から、朗読も行こうっと。面白い。

テノヒラ PV

2004年11月07日 | その他、舞台
O-Eastにてスネオヘアーの11月26日発売シングル、テノヒラのPV収録。エキストラで参加。
イエイ。

16:30の集合。[出来れば、70年代風のファッションで来てね]とのこと。でもTシャツGパンの私。だって、無いもん。
“70年代ファッション”の人は前の方に立たせてもらっていた。いいなあ。
[記念品を差し上げます]は、スネッパくんのステッカー3枚。うほほ。

ストライクPVに[救助隊員B]として出演したというエピックレコードの人が仕切ってくれた。
始めに[お客さんだけのシーン]を撮る。
SEでCD音源のテノヒラとアルバムにはいる英語タイトルの曲、何か有名な洋楽と、4~5曲撮影して、休憩挟んでスネオ登場。
メンバーは、エイキチさんとヒロくん。もう一人、後ろに居て喋っていた人達は名前を知っていたけど。
[異様に目を引くお客さん]役でスペ中メンバーの池ちゃんが来ていた。見てないから知らないけど一応盛り上がっといた。アフロヘアーとプッチ柄のシャツ着てグラサンかけて、[70年代風]だった。
あ、スネオたち本人は普段とあまり変わらない服装だった…。

ライブ風景として、1回目撮影がOK、一応ね念のために、的にもう一回。
1回目で、♪な~つ草が~、なんて歌ってみせるスネオ。
2回目は「バンプオブチキンです」とか。「俺たち今夜で解散します」とか。「最後の曲、聴いて下さい」とか。わはは。
それで終了の向きだったけれど、エピックさんの[みなさんはこれで満足できたでしょうか~?]のアオリでもう一回テノヒラ。
今度こそ終了かと思ったけれど、後ろから[ストライク!]やってよ!の意味の声がかかり、エピックさんの[では特別にもう一曲]の声も途中に、始まるイントロはストライク。
白熱する会場、イエイ。
テンション上がって、動き過ぎて走りすぎて、スネオギターのコードが抜ける。歌詞を間違える。笑い顔。
歌終わりギターかきじゃくり、また走り過ぎてステージ下りる。戻れなくなって、脇に置いてあった段から、上に戻る。「サンキュー!」一声、はける。
スネオ、激烈にかっこえぇ~!!!!!

一応9時までの予定だったけど、8時で終了。
70年代ファッションお洒落さんベスト10は、審査用に撮ってもらった自分のポラに、スネオがサイン入れて、プレゼント。いいなあ。