ライブこそ我がライフ。

とは言うものの、然して行っていないけれど。

LIVE SPEEDSTAR EXPRESS 15歳の初体験

2007年11月09日 | 取り敢えず下書き。セットリストだけとか
LIVE SPEEDSTAR EXPRESS 15歳の初体験(はつたいけん)

SHIBUYA AX
UA×細野晴臣、Cocco×岸田繁(くるり)、つじあやの×山田将司(THE BACK HORN)
-OPENING ACT-369、CHERRY LYDER

http://speedstarrecords-15th.com/



やばいーーー!
超豪華アーティスト夢の祭典でしたけど!!!

悪いが、すっげえ長文になるけど許してなー。



開演アナウンスはCoccoー!!!
カンペの、漢字が続く(だろうと思われる)部分が、たどたどしくなるのが可愛くてやばい。
「録音・録画は禁止です」を、ぴしゃりと言い放ったのが可愛くてやばい。



それぞれ転換の間に、[アーティストの15歳の頃]の写真とコメントVTRが流れる。

今日の出演者は全員出た。
あとシーナ&ロケッツとか、レミオとか斎藤和義さんとか髭ちゃんさんとか。

シーナ&ロケッツと、細野晴臣氏は写真が白黒だった。
細野晴臣、15歳の頃から同じ顔なのな!!!(笑)

こーも全く同じ顔してたー。
今の写真って言われてもへえ!って言うと思う(制服着てたけど)
バレリーナになりたくて学校行かないでレッスン行ってて。
バレリーナって綺麗と思われるけどそんなことなくて、トゥシューズがめちゃくちゃ臭くて、タイツ穿くと臭さが緩和されるけど、そのタイツも破けて素足でトゥシューズって最悪な状態で。
つってた。

学生服の集合写真と、もう一人が金髪外人のオッサンで笛楽器吹いてる写真で。
笑いの中、映像コメントで登場したのは、くるり。
学生服の写真は佐藤征史。外人はキッシー。
老けてました。っつって岸田、「お察しのとおり、暗黒時代でした」って、よっぽど写真見せんの嫌やってんな、と。常々言ってはる[バイキン時代]な。
サティーは改めて写真出た時に、「あーあ。」って「言われてみれば」な歓声。
[初体験]、岸田は「―の皮むいたままで一日過ごしてみた」
佐藤「ああ、イソギンチャクみたいな」
佐藤は「初めてパチンコ行った。少ない小遣いをどうやって増やすか、って」
岸田「―とパチンコで。」
佐藤「ええ、そうですね」
って。
こんな、レコード会社15周年のイベントで流れるビデオで、こういうこと喋る人達なんです。大好きです。

レミオロメンの3人も、やっぱ変わってなくて。
確か幼稚園から一緒なんだっけ、小学校だっけ。
昔から仲良い感が良かった。
画面の隅にちゃんと[浮雲レーベル]って書いてあったよ。

そんなこんなな映像を挟みつつだったので待ち時間も飽きない。
が、余韻には浸れず。うう。



オープニングアクトの369、ラップだけど聞きやすくて面白かった。
聞いたことある気がする。
2曲。

オープニングアクトその2の女にはイラっとしたが。
エレアコのヘッドを高く上げてかきじゃくる。謎。
昨日デビューしたとかいって、なんかの雑誌に記事が載ってた人だ。
プロデューサーがあべ○弘(←名前なんだっけ)キーボード弾いてた。
肉まんの歌とで、2曲。



なんやかやで23列目におりまして、でもゆるいコンサートだったのでギュウギュウ押されることもなく楽しく贅沢に過ごしましたよ。



つじあやのと山田将司、かっこよかった!!

二人でボーカルで、ナントカさんのグランドピアノで歌う。

つじあやのってもっと癒しメルヘン少女かと思ってたら綺麗な人だった。

山田将司かっこよかった!!!!
私、知らなくて[バックホーンの人]、って思ってたけど惚れた!今さっき惚れた!!
二人してすっげー上手いのなー!!!
やばかった!
僕らの音楽に出た時の、向井秀徳氏と椎名林檎女史を思わせるエロさ。

つじあやのの、ゆびきり、だったかと、BACK HORNの花の名???ともう一曲なんだか初聴きでもあるので許して下さい、でもすごい良かった!!!曲と、書き下ろして二人で作ったという[15歳]の4曲。
すげかったよー!!!



次に、コメント映像流れるスクリーンの下の隙間から、バイオリンとか見えるから、ワルツ―か?岸田とこーか?と思ってガン見してた。

キーボードから見える脚が、こーにしては太く、もう片方は臑が丸出しで、岸田はあんな恰好はしない。何?何?誰??と思ったら。

スペシャル アクト、っつって、ハラフウミ。
原由子と風味堂だよー!!
やばーい!
はらぼうと、風味堂は3人。

Wキーボード。

原由子。
初めてなのにこんな近くで見て良いものか。
ファンに申し訳ない。
2曲。



こんどは、Coccoと岸田繁。

登場して
こー「こっこちゃんと―」
岸田「しげるくん」
って!!
キター!!!!!!!!!!!

やっぱこの二人が出て来たら、みんな前に出るよな。
こーが、「中に入れない人がいるって、前に詰めるように言ってくれ、って言われたんだけどやー。もう詰まってるよやー。みんな大丈夫かー?」って気にしてくれる。
可愛すぎる。

岸田がアコギ(エレアコ)。
こーが歌。
因みに岸田は眼鏡無し。

「15歳のように清らかな心で」って、エーデルワイスを。
こーが1番と英語で、2番を岸田が歌った。
岸田の、[エーデルワイス]。正直、かなり良かったです。
岸田もニーッって笑って楽しそうにしてはった。
終わって、こーが「清らかな心になりましたか?」って。

岸田がMC上手いなぁ、って。
喋り方のこと言われたかと思ったらしく、こーがじっと岸田見てたけど。
「人の歌を歌うことってあんまなくて、エーデルワイスも。手ぇ震えてます」っつって、ペットボトル持つ手がほんまに震えてた。

そいで、[強く儚いものたち]。
音博の時みたいに、シンプルに聴かす。

ああ、こーは本当に歌が上手いなあ、って。
復帰して直ぐははらはらしたこともあったけど(嫌いなテレビだし緊張もあったんだろうけど)、歌姫に、声が戻った。
姫が喉を取り戻した。

こーが密集してる前の方をちょいちょい気にしてくれる。

あと、持ち時間の20分を過ぎたら即、切られる、っつってドキドキしてた。

「初めてやります」って、書き下ろし曲。
「健康第一、みたいな歌。」
「俺はチューニング第一、やけど」って焦ってギター合わせるキッシー。
「シイタケの歌。ある意味マッシュ。」ってたのは、MCの内かタイトルなのか。
こーらしいエロ可愛な[そういう]歌でした。

歌い終えたあとの、こーの会心の笑みがもう。

こーが「おめでとう、とか言った方がいいのかやー」って、岸田が棒読みで「スピードスターレコード、レコーズ。15周年おめでとうございます」って。
「レコーズ、って知ってた?ずっとレコード、と思ってたー。レコーズ、だって知ってたー?」って客席見て「考えたこともないかー」っつって。
時間大丈夫かやー、って、テンポ上げてやらなきゃ、っつって早口で[強く儚い―]で歌ったり。岸田軽く「たぁからぁじまぁにつぅいぃたぁこぉろ!!」って軽くハードロック入って「スイマセン」って。

まだ、フロアの密集具合を気にしてくれて。
隣の人がかっこよかったらいいけど、やだったら、なー。
がんばってやー。
とか言って。

こーがリハでこっちに来る時に飛行機に乗ったら隣の人がワキガで辛かった話を。
俺も、っつって日記に書いてはった、飛行機の隣の人にやられた話。
「今度から困る前に教え合おうや」とか言ってたけど。今度どんな時?!

結局、こんなたくさんの人を呼んでしまったスピードスターが悪い、ということに。
「今度やるときは、もっとゆったり見れて、持ち時間も20分より長く、しなさい!」って怒ってたよ(笑)

でも、岸田もこーも、移籍とか考えたことない。
というかめんどくさい。
きっと他の会社は入れてくれない。
わがままアーティストやし。
細々とこれからも頑張って下さい。
って、自分のレコード会社愛してる風やったよ。

もう1曲、書き下ろしで「大切な人に」って。

遅すぎる出会いを悔やまないとや
守らなきゃいけないものが待ってるや
愛してる 愛してないって責めても無駄だぜ

みたいな歌詞。
こーの沖縄の喋り言葉で綴られた歌詞が印象的だった歌。
ギター掻き鳴らす岸田と、それを見詰めるこー。
やばやば。
信頼してるなー。って。

全部で4曲。



トリのUAと細野晴臣。

UAめっさかわゆかった。
よく言えば大吟醸の時の椎名林檎の髪型が延びたやつ、面白く言えば峯田和伸の髪型だった。分かり易く言えば、ふかわりょう。マッシュおかっぱちゃん。

細野晴臣、テレビと一緒だったよー。
グレーのシャツに赤いスカーフだんごに結んで巻いてた。

UA、すごいねえ!
まともに聴いたことってほとんどなくて、へえ!と思ったのがNHK教育の[ドレミのテレビ]の、ううあで。すごさにやっと気付いたんだけど。
声、操るねえ!
鳥の啼き聲(←なんて難しい字を使いたくなる雰囲気になるんだぜ)みたいな声を出してた。
いやあ、魅せられた!!
細野晴臣も、しぶい声でUAと混じわる。
「僕は専属じゃないのに。なんでここにいるんだろう」とか言ってたけど(笑)

やっぱり熱さを気遣ってくれるUA。
「客席にエアコン入れてくれ!」って声に「じゃあ、あたしの冷気(霊気)で。」って手ぇひらひらさせながら「ひゅうう」っつって送って「…どうかな?」っつってた(笑)
「足りない」って言われて、「よし」って、両手挙げてパワー溜めて「ひゅうーーーう」って「…どうかなっ?」って、晴臣氏に「もういいよ」って切られてた(笑)

知らない曲ばかりだったけど、たぶん4曲ぐらい。
ピクニックに行く歌と、夏の歌と、出てくる言葉はありがとう嘘笑いにもありがとうお世辞厭味にもありがとう、という歌詞の歌。



なんかね、レコード会社の中でほんとに歌の上手い人達を集めて来たんだな、って。
すげえ楽しかった。
質の高い音楽を聴いた。
諦めてたイベントだったけど、行けてよかったよ。
しあわせ。



終演後、女子トイレ横つうか奥にある関係者扉をを、シーナ&ロケッツのお二方が行くのを見たよ。



出口で佐藤征史せんせいを見たよ。
あー!と思って「あっ、佐藤さん」っつったら「お疲れ様です」って言ってくれた。
マーシー素敵。

つうか私もなんか言えばいいのにサティーの至近さとかっこよさにポカーンってなって、じっとただただ見送った。
来月のコンサート楽しみにしてます、とか、すごく良かったって岸田さんに宜しくお伝え下さい、とか言えば良かったって思い付いたのはマ様が通り過ぎて5秒後。嗚呼。
(※呼び名は全て一人の人のことを言っています)



カメラ入ってるなあと思ったら、フジテレビ721で今日のライブ、放送されるらしい。
うん、見れない。