鳥海山と京屋と(11)

　思い出したように｡
　ナナゴ､ロクゴ､ロクロク､ブルサンと高画質化を行っている中､何故かパーイチだけは蚊帳の外だったので､以後ボチボチ･･･
　"実るほど　こうべを垂れる　稲穂かな"と､田んぼの稲穂に実が詰まって先っぽが重くなる頃なので､この時期に撮ったのがあればと思って探しているが､あまりカマも田んぼも輝いてるようなのが少なくて難渋中｡何せ思い立ったらいつも雨降りだし､来たら来たで思ったようなのが撮れなかったりしたし｡

　写真は10年前に初めて京屋で撮った何枚かのうちの１コマ｡4094ﾚは当時曜日によっては札幌通運＝東芝物流のU45Aが載っていたが､この時はゴトコンばかりで､20ft.30ft.といった目を引くようなのは載っていなかった｡それでも､お山は出てるし手前の田んぼは綺麗だしで見るだけで帰る訳にはいかず､EF81 117(後の717)が牽いてきたのをしっかり撮った｡
　まぁあんまし場所はよくない｡｢いなほ｣みたいな電車なら上手くアングルが組めるが､貨ﾚみたいな長編成列車だとお山の頂上を入れれば向かって右側の大部分が切れる｡それでもお山の目の前で年がら年中日がな一日､羽越本線の列車相手に遊んでられるので､京屋は大事な場所の一つになった｡