ドイッチュラントの人だよ！吉60！

1740時始発､当該A8-271｡

俺が愛して止まない当系統には
外国来の､粘り強い常連さんが何人かいる｡
吉祥寺から旭町まで乗ってくるフランスの人や
上石神井から成増一丁目まで乗る黒人の人
(働く方だからアフリカ来､だな)
石神井公園から光が丘南入り口まで乗ってる､白人の女の子に
三軒寺で降りていく中東風(イラン？)の人
中国人､フィリピン人､ブラジル人とか挙げたら切りがない｡
兎に角色んな国々の色んな人々が乗ってくるが
皆俺が見た限り､震災前から乗ってる人々だ｡
日頃のご愛顧に､感謝｡

で､意外と乗ってこないのがドイツ人｡
震災云々言う以前からあんまり見かけない人々だが
多分西新宿から西には殆ど住んでないんじゃないかと思う程｡
去年の年末に２､３人歩いてたのを
俺のアパートの近所で見かけたが
住んでるかどうかまでは分からない｡
そんなドイツ来の夫妻が乗ってる所に
今日珍しく､居合わせてしまった｡
二人だけで乗ってたのではなく
ちゃんと地元ニッポン人のオバサンがガイドについていて
英語とドイツ語を使ってやり取りしていた｡
オバサンは『優先席』に座ってやり取りしていたので
ドイツ人の旦那の方に｢そこに座っていいのか？｣
みたいな事を軽く突っ込まれていたが
しかしそこは都民のオバサン｡
｢60歳以上だから座っていいの｡｣とか軽くあしらう｡
(・З・)ｱﾙｪ？ｼﾙﾊﾞｰﾊﾟｽは年齢下限が上がった気がしたyo！
尤も､優先席に若いのが座っていけないとは法律にもないので
基本的にそこには誰でも座れるんだが
それより案内役が座ってていいのかよ…
そっちが問題じゃないのか､ホステス役が座る方が｡
客人に席を譲るって考えはなかったのか？

まぁ､かなり親しい間柄でないと､こんな持て成しは難しい｡
何せ土休日の吉60は物凄い混雑するし､しんどい｡
そこに物好き？なドイツ人が２人､立っている訳だ｡
オバサンとは相当深い間柄だったのだろう｡
最終的には上石神井の駅のバス停から３人並んで座ったが
ひとつ先のバス停にして､住宅街のど真ん中の
｢上石神井中学校入口｣で降りていった｡