(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

遅れ貨物回収の意義

2021年04月11日 | ☆0番台☆☆[:]≡\| EF66 |/≡[:]☆☆100代鮫☆
 待つ、っていうことは鉄道写真をやる上で一番鍛える要素である。

遅れ66レを牽くEF66 27
真鶴通過、1505時 (31.07.'20)

 遅れ貨レの撮影は、公式家頁に情報が出ているのである程度予測がつく。計時駅+時間なら何分遅れで通過済み、同じく計時駅+時間に「予定」とあれば、まだ通過はしていないが一応そこまでのダイヤは確定している、ということだ。尤も予定は未定にして決定に非ずで、状況によってダイヤの変更も十分あり得るし、輸送指令が当該の列車を見失ってることもあり得る。あてが外れた時は残念至極だが、予想通りに来れば会心の一撃を与えて普段は走行時間が早すぎて中々撮れない貨レをおみやにして帰れる。
 首都圏の場合は、こういう不測の事態に備えてダイヤを開けてたり、運転してない臨時列車のダイヤに誘導したりするので、ある程度実績がある時間帯まで頑張って待てば「回収」できる。ただ改正の度にそれも変わってくるので、改正が済んだばかりの時期は公式頼みにならざるをない。所謂諸刃の剣になる訳で、最悪何も撮らずに帰る「ボウズ」を覚悟しておくべきだ。
 でも「あの時間に通った」と覚えておけば、次に大幅な遅れを出した時、その時間に通る可能性があるという新しい「実績」になる。それをまた積み重ね、可能性に賭けて、新しい「出会い」と喜びに繋いでいくのだ。
 「遅れ回収」の意義はそこにある。

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