「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
きよらなる玉の男御子、光る君誕生
お友だちにもらったコーヒーとクッキーでヒトヤスミの時間
源氏物語の一節を思い出しました
尺八の先生から
次回、合奏練習の曲は、「桐壺」にしましょうと
お声をかけてもらいましたので・・・
作曲者 中村双葉 作曲年代・昭和25年秋
昨歌者 沢井孝子郎
解説 源氏物語に取材した組曲源氏の第一の曲で
帝の寵愛をうけた桐壺の更衣が
病の為に心を残しつつ宮中を去る時の別離の情や
桐壺が亡くなってからは常に
その面影を偲び、美しかった容姿を想いだしては
悲嘆に沈む帝の心境をうたったもので
雅やかな中にも哀愁が感じられる曲である。