栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

さくら色

2020-02-26 22:36:31 | Weblog

平安時代、紅花は貴重な染料だったと聞きます
濃い紅染は殿上人にのみ許された禁色だったとも・・・

それでも平安の人々は紅染に憧れ、濃淡さまざまな紅染の色を
生み出したそうです
もっとも薄い紅染の色が「桜色」
(さくらいろ・という響きも好きです)

桜色・灰桜・桜鼠と美しい色を現在に伝えています

かさねの色目にも
桜襲は表が白、裏が赤花(紅色)の色目
樺桜は表が紫がかった紅色の蘇枋、裏が赤花
桜萌葱・桜萌黄は、表は萌葱(味を帯びた緑色)、裏が赤花

12年前の桜色の着物を羽織ってみた2月26日水曜日

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