午後4時を回った頃、高円寺駅から見る中央演舞場方面は、既に多くの人出です。混雑が始まった高円寺駅を下車後は一方通行に従って、一旦、南口方面に出て、迂回して「ひがし演舞場」方面に向かい、そこで阿波踊りを鑑賞しました。
「東京高円寺阿波おどり」は、1957年に商店街のイベントとして開催したのが始まり。商店街の中では、盆踊りのヤグラを設置するスペースがなく、街を練り歩く阿波おどりが向いていると判断された。当時は正確な踊りが分からなかったため、「高円寺ばか踊り」として開催された。その後、商店主らが徳島県出身者に教わったり、徳島に出向いたりして、技術を磨いてきた。現在は、踊り手だけで約1万人、観客は2日間で約100万人が訪れる。また、今年7月中旬に、高円寺駅近くのルック商店街に「阿波おどり館」がオープンした。阿波おどりは盆踊りであり、元来、先祖の霊を慰める事を目的としている。ご先祖様に思いをはせ、自分が生かされていることへ感謝と喜びを表現できるのが阿波おどりで、次の世代にも伝えていきたいとしている。
(参考:読売新聞、後援:読売新聞社など)
都庁の直ぐ前が会場の盆踊り大会は、19日・20日の予定でしたが、19日は夕方から激しい雨に見舞われて中止になってしまいました。20日は終日曇空でしたが無事に行われました。踊る曲には、定番の「東京音頭」・「炭坑節」・「東京五輪音頭」(旧バージョン)の他、この場所らしい「新都心音頭」や、ノリの良い「ダンシングヒーロー」も使われていました。また、「花笠音頭」も入っていましたが、盆踊りで見たのは初めてでした。「花笠音頭」は毎年、新宿区百人町、大久保地域で行われる「百人民謡パレード」でも踊られています。地域の盆踊りの参考になりました。