2006年FIFAワールドカップドイツ大会で掲げられた、「グリーンカップ」
環境にやさしい大会運営のためのスローガンだ。
ゴミ、交通、エネルギー、水の4つに分類され、エコロジーな大会運営が試みられた。
果たしてその成果は?
大会前、スタジアム内外におけるゴミを20%削減、
エネルギーと水の消費量を20%削減、公共交通機関を利用する観戦者50%にと、4
具体的な目標数値が設定された。
結果はどうであったのか?
ドイツ連邦環境省とFIFAワールドカップ組織委員会は、12月13日
W杯の環境コンセプト「グリーンゴール」の結果をまとめた報告書を発表した。
その報告書によると
●気候ニュートラル
様々な省エネ対策が実施され、観客の多くが公共交通機関を利用したが、
92,000トンのCO2が排出された。
●飲料水
ベルリン会場では、1,400立法メートル分の雨水貯蓄槽が設置された。
●廃棄物
全試合でリユースカップが使用され、17%以上の廃棄物が削減された。
●エネルギー
試合会場に設置された太陽光発電機の発電容量は、合計2,800kWpとなり
再生可能エネルギーによるエコ電気が1300万kWh利用された。
省エネについては、エネルギー削減量20%が目標に対し、13%しか達成
できなかった。
●交通
公共交通機関を利用した観客の割合は、目標の50%を大きく上回り、
マイカーを利用した観客は23%にとどまった。
結果的には、目標値を下回る項目もあったが、全体的には、成功だといえる。
今後、北京オリンピックをはじめとするスポーツイベントや、
万博などの大規模イベントも、こういった運動を展開して欲しいものだし、
観客にも積極的に協力する姿勢が必要だ。
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by エ・ビ・ス
環境にやさしい大会運営のためのスローガンだ。
ゴミ、交通、エネルギー、水の4つに分類され、エコロジーな大会運営が試みられた。
果たしてその成果は?
大会前、スタジアム内外におけるゴミを20%削減、
エネルギーと水の消費量を20%削減、公共交通機関を利用する観戦者50%にと、4
具体的な目標数値が設定された。
結果はどうであったのか?
ドイツ連邦環境省とFIFAワールドカップ組織委員会は、12月13日
W杯の環境コンセプト「グリーンゴール」の結果をまとめた報告書を発表した。
その報告書によると
●気候ニュートラル
様々な省エネ対策が実施され、観客の多くが公共交通機関を利用したが、
92,000トンのCO2が排出された。
●飲料水
ベルリン会場では、1,400立法メートル分の雨水貯蓄槽が設置された。
●廃棄物
全試合でリユースカップが使用され、17%以上の廃棄物が削減された。
●エネルギー
試合会場に設置された太陽光発電機の発電容量は、合計2,800kWpとなり
再生可能エネルギーによるエコ電気が1300万kWh利用された。
省エネについては、エネルギー削減量20%が目標に対し、13%しか達成
できなかった。
●交通
公共交通機関を利用した観客の割合は、目標の50%を大きく上回り、
マイカーを利用した観客は23%にとどまった。
結果的には、目標値を下回る項目もあったが、全体的には、成功だといえる。
今後、北京オリンピックをはじめとするスポーツイベントや、
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観客にも積極的に協力する姿勢が必要だ。
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