エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

反則だらけの日本「コジマよお前もか!」

2007年10月17日 07時55分32秒 | エ・ビ・スのゴミと3R
先日のボクシング世界戦での目に余る反則行為に対するペナルティを受け、
今までの言動から態度を豹変させガラにもない殊勝なコメントを出した亀オヤジ。
しかし、性根はそう関単に変われる訳が無く、全く信用はできない。
まあこんな一家がどうなろうと別にかまわないが、報道は大きく取り上げている。

しかし、もっと大きく報道されるべき、社会的にもっと大きな反則が行われていた。
大手家電量販店のコジマが愛知、岐阜両県内にある計10店舗で
平成16年44月から19年7月までの間、廃家電やリサイクル券の管理の
ずさんさから、回収したテレビやエアコンなど計3066台をメーカーに
引き渡していなかった事が発覚した。
これは家電リサイクル法に違反している。

このため、環境省と経済産業省は16日午後、コジマの札幌、仙台、さいたま、
大阪、岡山、高松、熊本の主要7店舗を一斉に立ち入り検査した。
両省は、同社の代表を呼んで回収家電の引き渡しを勧告し、リサイクル料金の
返金状況や、04年4月以後の全店舗の廃家電の荷動きについて、30日までに
報告を求めた。

コジマが受け取ったリサイクル料は総額約1000万円に上る見込みで、
コジマはリサイクルの依頼が確認できた客には返却するとしている。
しかし 家電リサイクル法に基づく勧告は既にコジマで10社目だ。
鴨下環境相は「法律などの見直しをする必要があるかどうか、状況の推移を
見ながら考えたい」と述べ、今後も違反が相次いだ場合に法改正する可能性を示唆した。

勧告書を受け取ったコジマでは「廃家電の横流しはしていない。
収集運搬業者に引き渡した後の行方は我々の管理が及ばない。
一部は保管庫から盗まれ、被害届を出している」と弁明している。
いずれ真相は明るみに出るだろうが、万一会社ぐるみで行っていたのであれば、
完全な犯罪である。

各企業の偽装が明るみに出ている現状を見ればこのような弁明を
簡単に信用する事は出来ない。
もう一度企業モラルのあり方を真剣に見直すべき時が来ている。


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by エ・ビ・ス


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