大阪市広報船「夢咲」で見学 市民環境調査隊

大阪市民環境調査隊も残り１ヶ月をきりました。
ずいぶん寒くなってきましたが、
やっと紅葉も見頃。
そんななか、市民環境調査隊の全体フィールドワークが開催されました。
大阪市広報船「夢咲」で行く、大阪湾クルーズ。
こういうフィールドワークは今回始めてだそうで、
粋な計らいだと思います。

大阪市広報船「夢咲」は、完全予約制の船。
年間１００回ぐらい利用されているようで、
天保山ハーバービレッジから咲洲とか舞洲を
海から見学する観光船。
今回は市民環境調査隊のフィールドワークなので
特別コースを巡りました。

まずは「咲洲」いわゆる南港の
なにわの海の時空館とか大阪南港野鳥園とか眺めながら、
大阪港湾局の港湾環境とか都市環境保全などの説明をお聞きしました。
港湾局も随分苦労されていますね。
大阪湾の水って”汚い”イメージしかないもの・・・
水質は環境基準に適合したきれいな水。
釣れた魚も食べられます。
しかし、河口部にはヘドロがたまって大変です。
決して大阪市だけが汚したものではないのに、
どんどん堆積してしまいます。
他市、他地域も汚さないようにしてほしいと
大阪市は思っているのようですが、
あんまり言わない方がいいと思う。
予算の事とかあるでしょうけど、相身互いというじゃないですか。



そうこうしている内に、船はごみの最終処分予定地、
いわゆるフェニックス計画の工事現場。
まだ「夢洲」の最終処分場には余裕がありますが、
次の準備をしておかないとすぐに一杯になってしまいます。
極力長く使えるようにゴミを減らさないといけないんですが、
そうもいかんということで
大阪ドームの１０杯分の新島を建設中です。



最後は舞洲スラッジセンターと舞洲工場を海から眺めて帰港です。
環境保護芸術家として有名な、
オーストリアのフンデルトヴァッサーさんのデザインは、結構派手。
大阪は着るものといい派手好きの街ってことですかね。



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by　エ・ビ・ス