バイオマス再資源化 日経地球環境技術賞

食べられる食物をエネルギーにする、バイオエタノール。
世界中の穀物を食べずにバイオエタノールにしても、
１年で使われている石油の量には足りません。
もともと食糧不足なんだから、
食べたらええやん！！

来月はエコプロダクト展が東京であって、
見に行こうかどうしようか迷っています。
この一環で日経新聞が地球環境技術賞を決めているんですが、
今年は、
兵庫県立コウノトリの郷公園と
ＪＥＦエンジニアリングの空調機器と
静岡大のバイオマス再資源化の３つの受賞が決まっています。

静岡大学環境保全工学研究所の佐古教授の
「亜臨界水を用いたバイオマス廃棄物のエネルギー資源化技術の開発」はすごい。
長ったらしい技術ですが、
中身は簡単。
バイオマス廃棄物＝生ごみやプラスチック容器が混ざったごみ。
これを亜臨界水に混ぜて掻き混ぜます。
できた粉末は、石炭なみの燃料になります。
分別しなくていいところが素晴らしい。

食品廃棄物は肥料や飼料にするのが普通ですが、
どうも塩分が多すぎるみたいで、
いい肥料・飼料にならないみたい。
だったら燃やすしかないんですけど、
焼却炉の問題とかがあって、ただ燃やすのでは無理がある。

この方法なら、
スーパーとかコンビニとかデパ地下の
生ごみ処理にぴったりなのでは？


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by　エ・ビ・ス