エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

フンデルトヴァッサー氏の遺作 大阪市環境局舞洲工場

2008年11月07日 09時05分43秒 | エ・ビ・ス見聞録
エコアートフェスタ大阪 2008の一環として、
大阪湾フェニックス計画フォーラム&ごみ焼却工場見学ツアーに参加しました。
午前中に舞洲ごみ工場と
WTC展望台からの大阪湾埋め立て処分場の見学ツアーに参加して、
午後からフォーラム。
1日仕事で眠かった・・・

まずは、故フンデルトヴァッサー氏が設計した、舞洲工場を見学しました。
平成13年から稼動している舞洲ごみ処理工場。
一度行ってみたかったんです。
総工費609億円をかけた遊園地のような工場。
当時から諸説紛々だったのでが、
今見てもその外観は圧倒されますね。
道すがら見えていたユニバーサル・スタジオ・ジャパンよりある意味派手かも・・・

焼却処理能力は1日900トン、
粗大ごみ処理能力は1日170トン、
24時間稼動の大阪最大の施設です。
一旦止めちゃうと、また燃やすのに時間がかかりすぎるので、
点検日以外は、ずっと燃やしています。

地上7階建て地下2階の施設の大半は、
公害対策のための設備なんですね。
建物全体からすると、焼却炉やごみピットはわずかなものです。
もちろん、熱利用のための設備や蒸気タービン発電機も完備。
発電した電気は施設内の電力を賄ってもまだ余るので、売電しています。
その売電金額は年間5億円。
大阪のほとんどの工場では、サーマルリサイクル=発電をしていて、
二酸化炭素を出すばっかりではないんですよね。

当日は日曜日だったので、ごみ収集車が来ることはなかったですが、
ごみクレーンは稼動しておりました。



さて『エ・ビ・ス』の読者はご存知でしょうが、大阪のごみは減っています。
今年、南港工場が閉鎖されました。
平松市長の英断で森之宮工場の移転も凍結されました。
この舞洲工場も100%稼動させることなく運転しています。
近い将来、このフンデルトヴァッサー氏の遺作であるこの工場も、
お役目を終えて、アミューズメントパークかなんかに変身することを望みます。


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by エ・ビ・ス


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2 コメント

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Unknown (yoshi-ka)
2008-11-07 12:46:33
めっちゃ、おひさです。

「エコアートフェスタ大阪」調べてみました。
すごい楽しそう!行ってみたかったっす・・・。

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yoshi-kaさま (エ・ビ・ス)
2008-11-08 10:48:11
お久しぶりです。
お元気でしたか?

終日のイベントなのでけっこう疲れましたです。
フォーラムも最後は寝てしまいました・・・
たいした内容じゃなかったですし・・・
その内容は、またレポートします。
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