エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

マエキタミヤコさん講演会 エコシフト ~チャーミングに世界を変える方法~

2007年03月18日 11時13分22秒 | エ・ビ・ス見聞録
大阪府、(財)関西環境管理技術センターが主催する
マエキタミヤコさんの講演を聞きました。
マエキタミヤコさんはコピーライターでクリエイティブディレクター。
雑誌「エコロコ」を創っていらっしゃいます。
「ホワイトバンド」キャンペーンとか、
「フードマイレージ」キャンペーンとか、
「リスペクト・スリーアール」プロジェクトとか、
「100万人のキャンドルナイト」とか仕切っておられます。

え~、初めてお会いしました。
どなたか存じ上げませんでした。
演題に負けず劣らずチャーミングな方。
東京のカリスマ系クリエイター主婦って感じでした。

エ・ビ・スも常々感じているのですが、
エコロジーは大変範囲が広い。
地球46億年の歴史からレジ袋の節約まで
そうとうなギャップというか、温度差と言うか、違和感と言うか
一人ひとりが感じるエコロジーの落差が大きい。
マエキタさんのアプローチは、
”チャーミング”にエコシフト。
おしゃれだったりチャーミングだったりするアプローチのほうが、
環境問題が認知され、広がりやすいというスタンスです。
東京の女性クリエーターのスタンスとして良く判る。
頑張って欲しいものです。

講演の中でも、
エコロジカル・フットプリントとか
エココンシャスとか
パーマカルチャーとか
クリティカル・マス・ポイントとか
外来語が多かったです。
言葉の説明はあえてしませんが、
「言い方」はとても大事。
言葉が流行ることって大切なことです。
参加していた大阪のおっちゃん、おばちゃんに伝わったかはともかく。

「フードマイレージ」ってのは、
どこかのNGOの主婦が考えたと言うのは聞いていましたが、
マエキタさんが絡んでいたんですね。
外国産の食材や製品は極力買わないという運動。
外国製品は運んでくるのに凄くエネルギーがかかりますから。
主婦らしいスゴくいい発想ですが、
それでも外国製品は安いからな。
裕福な家庭向けのキャンペーンだな。国産和牛買うっていうのは。
エ・ビ・ス家は国産鶏肉が多いからいいけど、イタ飯好きなんだよね。
ワインとかチーズとかも。
「地産地消」は大事ですけど。

一つだけ異論があります。
「生ゴミは、庭に埋めて自然に還しましょう」
という部分。
衛生面とか管理とか臭いとか考えると、
「みんなでやりましょう」
とはいい難い。
田舎ならともかく、都市部は無理でしょ。
エ・ビ・ス家には庭はないのですが、
奥様に聞いてみました。
「もし庭があったら、生ゴミは埋める」
と言っていました。
主婦との考え方の温度差を感じました。
地球温度差防止か・・・

マエキタミヤコさん サステナ


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