エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

食の安全と添加物の講座に参加した

2008年11月05日 17時23分46秒 | エ・ビ・ス見聞録
先日、きんき環境間でおこなわれたセミナー「食の安全と添加物の講座 
~添加物を少なくして食卓へ~」に参加した。

食品に付着している残留農薬や有害物質を除去する簡単な方法
「すぐに使える除毒のツボ」のレクチャーを受けたのだが、
「う~ん、なんだかなあ」というのが正直な感想だ。

確かに、日本の食材の殆どに添加物は含まれているし、特に野菜、果物、
魚類にいたっては、残留物質が有ることも事実で、それが健康を害する可能性が
有ることは否定できないし、今回の除毒の話も簡単に家庭でできものであり、
いつも調理をする人には役立つ話なのかも知れない。。

しかし、水洗いするだけでも農薬などを外に出せるとか聞いても
本当なのか疑ってしまうし、データーによる数値的な実証もされておらず
にわかには信じがたい。

それは、他の食品の添加物に対しても同じだ。
本当に聞きたかったのは、食の安全というレベルで捉えたときの、
残留農薬、有害物質の基準値がどう設定されているのか、
それが妥当なのかと言ったことや、何故、今現在使用されている食品添加物が、
認められているのか、又、使用する目的は難なのか、
それによる人体絵の影響が無いのかと言ったつっこんだ部分だった。

日本の基準は世界的にも厳しいとされており、今回の伊藤ハムの一件でも
ヨーロッパでは、許容な数値だという。
それならば、極論になるが、世に出回っている食品は、一応人体への影響は
ほぼ無いと考えても良いのではないだろうか。

勿論、無添加、無農薬などの食品の方が良いに決まっている。
思うに認められたもの以外を添加したり、散布したりしながら表示せず
市場に出回ることのほうが、もっと恐ろしいのでは無いだろうか?

この考え方は、あまりに極論であり、多くの反論が有ると思うし、
これが本当に正論だとは思っていないが、こういった考えも出来ることは、
否定できないだろう。

日本の食材の自給率の低さを考え、それを高めようとすれば、
全てを手間のかかる有機栽培などと言っていられないのが実情だろう。
人体に害を及ぼす物でなければそれはそれでよしと思うのだが。

無論有機野菜などは味が濃く美味しくより安全なことは、解っている。
しかし、一般的に有機野菜は料金が高く、経済的に苦しい家庭などには
それにこだわることは難しいと思う。

その為には、きちんとした害のない農薬や除草剤などの使用基準値を
今一度国家レベルで明白にする事と流通に於いて、それを明示することを
義務づける必要があると思う。




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