CO2が温暖化の原因だと言う説をかたくなに拒否してきたアメリカ政府に
それを認める時がついに訪れた。
米連邦最高裁が2007年4月、「温室効果ガスが公衆衛生や福祉についての
脅威であると分かれば、連邦政府には現行の大気浄化法で規制する権限がある」と
判断を下し温室効果ガスを「大気汚染物質」として規制するよう
米環境保護局(EPA)に促したが、ブッシュ政権下のEPAは受け入れを
拒否していた。
しかし今回EPAはCO2を始めメタン、亜酸化窒素など6種の温室効果ガスが
及ぼす影響を科学的に分析し、それらを「公衆衛生や福祉への脅威」とする
見解を4月17日に発表した。
その見解では干ばつや豪雨、洪水の増加や海面上昇などが起こりえるとし、
温室効果ガスによる汚染が、現在及び将来の世代に対する深刻な問題になると
している。
これを受け、オバマ政権は、温室効果ガスを地球温暖化の原因と正式に認め、
規制を始める方針を明らかにした。
これは大きな前進だと思うが、オバマ政権は今も地球温暖化対策のメインを
連邦レベルの排出量取引導入としている。そうであれば政策面で
何処まで実質的な温室効果ガス削減の規制を行っていくのかと言う点と、
ブッシュ政権下で恩恵を受けていた石油業界などの反発による
規制の弱体化があるのではないかと言う点が気にかかる。
ただ、オバマが掲げたCHANGEは環境対策においては公約通りの推移を
見せていることは事実だ。
やっとこれでアメリカも世界の流れに足並みを揃える事になった事は
悪い事ではないし、今後の環境対策で世界に与える影響も大きいと思う。
その動向には要注目だ。
「環境」人気ブログランキングはコチラ
↓
にほんブログ村 環境ブログへ
↓
by エ・ビ・ス
それを認める時がついに訪れた。
米連邦最高裁が2007年4月、「温室効果ガスが公衆衛生や福祉についての
脅威であると分かれば、連邦政府には現行の大気浄化法で規制する権限がある」と
判断を下し温室効果ガスを「大気汚染物質」として規制するよう
米環境保護局(EPA)に促したが、ブッシュ政権下のEPAは受け入れを
拒否していた。
しかし今回EPAはCO2を始めメタン、亜酸化窒素など6種の温室効果ガスが
及ぼす影響を科学的に分析し、それらを「公衆衛生や福祉への脅威」とする
見解を4月17日に発表した。
その見解では干ばつや豪雨、洪水の増加や海面上昇などが起こりえるとし、
温室効果ガスによる汚染が、現在及び将来の世代に対する深刻な問題になると
している。
これを受け、オバマ政権は、温室効果ガスを地球温暖化の原因と正式に認め、
規制を始める方針を明らかにした。
これは大きな前進だと思うが、オバマ政権は今も地球温暖化対策のメインを
連邦レベルの排出量取引導入としている。そうであれば政策面で
何処まで実質的な温室効果ガス削減の規制を行っていくのかと言う点と、
ブッシュ政権下で恩恵を受けていた石油業界などの反発による
規制の弱体化があるのではないかと言う点が気にかかる。
ただ、オバマが掲げたCHANGEは環境対策においては公約通りの推移を
見せていることは事実だ。
やっとこれでアメリカも世界の流れに足並みを揃える事になった事は
悪い事ではないし、今後の環境対策で世界に与える影響も大きいと思う。
その動向には要注目だ。
「環境」人気ブログランキングはコチラ
↓
にほんブログ村 環境ブログへ
↓
by エ・ビ・ス
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます