エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

年末は大掃除だ

2006年12月29日 10時42分35秒 | エ・ビ・スのゴミと3R
今日は会社の大掃除。
2006年の仕事納め。
皆様はどんな1年だったのでしょうか。

そういえば今年、ロック歌手ボーイ・ジョージが
裁判所命令の社会奉仕で道路の掃除をさせられていたなぁ。

掃除をしながら、掃除について考えた。
長年のお友達で、カメラマンの先生がいる。
年に一回、年末に除夜の鐘を一緒に撞きに行く方です。
人生の大先輩でもあります。
彼は朝起きると近所の地下鉄の入口に行き、
周辺の道路や階段・廊下の掃除をします。
そんなの地下鉄・市の職員の仕事じゃないか?
というと彼は、
「ここの掃除は自分のカメラの師匠がいつもやっていた。
師匠も歳で大変なので自分が引き継いだ」
と普通に説明してくれた。
カメラマン氏がボランティアで掃除をしていると
目の前でタバコやゴミを捨てていく人がいるらしい。

サルはゴミというものを知らない。
樹の上で生活している彼らは、
果物の皮や種を下に落とす。
捨てると言うより、手を離す。
落ちた皮は樹木の肥料になり、種は芽を出す。
ややこしいことは一切考えず、
自然の循環に則って生活している。

人間というサルの仲間は、
サルたちと同じ行動をしている。
お菓子の包装紙や、タバコやゴミから手を離す。
何の疑問も感じない行動だ。
手から離れたゴミは自然には還らない。
そのことを考えない人間は、サルから一歩も進化していない。

目の前から不要なものが消えれば
それでキレイになったと思うのは大間違い。
でも環境の第一歩は掃除をすることからだ。
それは誰かがやってくれることではなくて、
汚してしまった場所を、
まず自分でできるところから片付けて
二度と汚さないように考えなければ・・・


人気ブログランキングの「環境」と「マーケティング」へどうぞ。
banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ
by エ・ビ・ス


最新の画像もっと見る

コメントを投稿