新燃岳の噴火の影響により、昨年１月31日より入山規制となっておりました韓国岳・大浪池・高千穂峰の登山道が
１５日より登れるようになりました
うっすら霧がただようくもりの天気でしたが、朝からたくさんの人がお越しになり、
写真は駐車場の様子ですが、臨時駐車場を開くほどの賑わいとなりました。
環境省えびの自然保護官事務所によりますと、昨日の登山者数は
韓国岳：約700名
大浪池：約150名
高千穂峰：約180名 とのことです。
噴火前の、紅葉やミヤマキリシマのシーズンくらいの登山者数です
昨日の様子を写真でご紹介します。
えびの市霧島市共作の横断幕を設置。
「７月15日 祝 火山の息吹を体感 韓国岳・大浪池 霧島山登山道開放 霧島連山周遊バス運行再開」と書いてあります。
霧島山安全祈願祭の様子。
えびの市長、霧島市長はじめ、観光協会会長や自治体等の関係者など多数参列なさいました。
祈願祭終了後、登山道開放記念太鼓「霧島九面太鼓『和奏』」の演奏がありました。
霧島九面太鼓「和奏」の皆さま。
この美しい女性たちが、力強い太鼓を叩いてくださいました。感極まった方も多かったのではないでしょうか。
えびの市観光協会、霧島市観光協会のおもてなしプレゼントに並んだ登山者の皆さま。長蛇の列！
韓国岳登山口で９時のオープンを待つ登山者の皆さま。このあとカウントダウン！
５、４、３、２、１…
ゼロー
規制看板が撤去されました。撤去しているのは宮崎県自然環境課の皆さまです。
待ちに待った韓国岳登山。ぞくぞくと登っていきます。
韓国岳山頂。残念ながら雲が多く景色を望むことはできなかったそうですが、皆さま登れてよかったとおっしゃっていました。
山の写真は副所長の撮影です。
私やほかの職員はセンターで皆さまをお迎えさせて頂きましたが、本当にたくさんの方がお立ち寄りくださり
忙しく、楽しい一日を過ごさせていただきました。
新燃岳の活動はまだまだ終わったわけではありません。
けっして油断せず、気を引き締めて登山者の安全を考えていかなくてはならないと思いますが
なによりも嬉しい祝いの一日でした。
皆さまおつかれさまでした。また遊びにいらしてくださいね。
ありがとうございました
