孫たちよ、山ガールを目指せ!
記念の初登山馬追丘陵・長官山(254m)
■ 山 行 日 2017年6月7日(水) 日帰り
■ コ ー ス 長沼スキー場コース
■ メ ン バ ー エバ、チーヤン、kiki 5歳、coco 3歳
■ 登 山 形 態 林道&登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「長沼」 「栗山」
■ 三角点・点名 三角点・点名無し(ちょうかんざん)
■ コースタイム 登り 1時間 下り 40分
<登り>
11:40 レーダー塔前出発
12:00~20 マオイ文学台(展望台)
12:40 長官山頂上
<下り>
13:30 下山開始
14:10 登山口 (レーダー塔前)
以前のログを使用・・登山口はレーダー塔前からです。
★ 記念の初登山に・・・
長官山は、事実上3座目の登頂になる孫のkiki5歳とcoco3歳。
1座目は、安平山(166m)、2座目は、札幌・円山(225m)に二人とも登頂している。
ただ、登山口から頂上まで自分の足で最後まで登った山は長官山が始めてだったので
二人の初登山は「長官山」だよ!と、ジジ、ババの勝手な主観である。
★ 登山前に菜の花畑へ・・・
毎年訪れている追分の菜の花畑に今年も・・・
★ 長沼スキー場コース・・・
当初から登山をする予定ではなかったので子供たちの登山準備はまったくしていなかった。
スニーカーでも登れそうな山は、地元「安平山」が筆頭だったが一度は登っていたので別の山にしたかった。
次の里山「長官山」とか「静台」でも登れそうだが、単純な遊歩道も子供たちのスニーカーでは大変かもと
思い長官山のスキー場コースを選択する。ここなら頂上直下まで舗装路と林道が利用出来るので、靴を汚す
心配がなかった。どうなるかは出たとこ勝負、ダメなら戻ればいいスタイルで登山口へ向かった次第だ。
実際の登山口をどこにするかは私次第。
スキー場から、レーダー塔前から、そして文学台からも登山口の候補に出来るバリエーション。
子供たちの体力や装備、時間などを考慮して今回は、レーダー塔前を登山口とした。
スキー場からレーダー塔まで舗装路を車で登りここを登山口とした
★ 抱っこはダメよ・・・
11:40 登山開始
100mも歩かないうちに次女のcocoが「抱っこ」をせがんできた。
まだ3歳だし、これから登山ゴッコと言っても理解出来ないのはしょうがない。
でも今日は、出来るだけ自分たちの足で歩いてほしいというジジ、ババの思惑があり
手を繋いだり周りの虫や植物に注目させたりしてとにかく歩いてもらって距離を稼ぐ。
特に長女のkikiは5歳になり、先月のマラソンにも参加して2.5キロを完走した実績がある。
今日は何としても「抱っこ禁止」で歩いて欲しいとご機嫌を取りながらのスタートだ。
気持ちの良い森林浴・・・
虫や鳥の声、草花にも目を止めてゆっくりと歩く・・・
沿道に咲く草花にはいつも心癒される・・・咲き始めた「アザミ」の一種
「オククルマムグラ」(奥車葎) アカネ科
登山口から長官山の中間地点に「マオイ文学台」がありここまで車でも来られる林道が整備されている。
駐車場やトイレもあるが、トイレは使う気にはなれない状態だ。
ここまで約20分ほどで到着。二人とも良く歩いてくれたから幸先が良い。
大展望が広がり全員で「ヤッホー!」と連呼する。
休憩とおやつを食べていよいよ目指す長官山へ出発だ!
「マオイ文学台」駐車場もあり車で来られる展望台です。
左から「樽前山」「風不死岳」「紋別岳」「恵庭岳」
展望と共に山座同定が容易な「鳥瞰図」が立派です・・
マオイ文学台にて
マオイ文学台のベンチで休憩中・・・
★ 目指せ長官山!・・・
マオイ文学台から少し戻ると林道が二股となり一方が長官山への登山道になっている。
軽の乗用なら通行も可能だが、狭い林道の脇には草が生い茂っているので歩くのが正解だろう。
分岐から100mも歩けば広場があり駐車も出来る。ここから頂上への直登階段が現れ数えると88段あった。
いよいよ長官山への直登が始まる・・・この先に階段がある
88段あった階段を登れば赤い鉄製の頂上展望台が待っている
「登ったよぉ~」のcocoです・・・
★ 記念の初登山、初登頂だ!・・・
12:40 長官山頂上
本人たちに認識はないだろうが、二人にとって今日が初登山で初登頂の山。
もう少し大きくなった頃、それを聞かせてあげたい「記念日」と是非知ってもらいたい。
これからもまだ一緒に登れる機会は作ろうと思うが、山に登る事が好きになってくれたら何よりである。
優しいおばあちゃんとすぐ怒るじいちゃんといつまで遊んでくれるのかと考えれば少し寂しいが
興味ある事は何でも経験してほしいしやらせて上げたいのが親以上に強いジジ・ババの思いだ。
展望台の上で記念の登頂写真・・・スマホ専用の三脚を使用して撮りました。
★ 頂上ランチはみそラーメン・・・
普段の夫婦登山ではほとんどしないのが頂上ランチ・・・
でも今日は、インスタントラーメンを用意して最初からランチを楽しもうと準備していた。
風が強いことも想定して対策も用意周到・・ちょっとピリ辛の味噌ラーメンは3分で出来上がった。
子供も大人も関係なく体を動かせばお腹も空き、外で食べるご飯はまた格別なもの・・・。
「美味しいよ・・」ときれいに完食してくれて用意した甲斐があったというものだ。
終始貸切だった頂上でゆっくりとランチ・・・運動するとご飯も美味しいね!
頂上から望む「夕張岳」をズーム
同「芦別岳」のズーム
馬追温泉コースからの登山道・・・昨年の8月が懐かしい
長官山頂上にて
★ 故 児玉さんの追悼登山・・・
最初から計画をした訳ではないが、「長官山」に登ろうと決まってから同時に思うのが児玉さんとの記念山行だった。
北海道の全山1594座の最後の山に選んだ「長官山」に昨年8月6日、山仲間と登ったばかりだ。
前人未到の大偉業を成し遂げ、これからは本州の山々ものんびり登りたいと楽しみにしていた岳友・児玉保則氏。
無情にも病に倒れ懸命に闘って来たが、その甲斐も空しく先月5月29日62歳の若さで逝ってしまった。
追悼と言うにはまだ喪中の期間で失礼なのかも知れないが、毎週のように山に登っていた児玉さんなら
きっと「登ってくれてありがとう」と許してくれると信じている。
登るコースは違えど、やはりここに立つとどうしても児玉さんの事が頭から離れない。
ご家族の方々には改めて心中よりお悔やみ申し上げ、ご冥福を祈るばかりです。 合掌・・・
下山も楽しい・・・がやっぱり「抱っこ」が始まった
でも林道ではお姉ちゃんと駆けっこもする一面もあった・・・
だが、最後は予想して準備したベビーキャリアの乗ったのは下のcocoである。
★ ユンニの湯・・・
締めは「温泉」で汗を流す・・・
子供たちも私たちのせいですっかり温泉好き。
と言うより温泉の中でお湯遊びをするのが好きなのかも知れないが、体を洗うにしても
頭からお湯を掛けても泣かなくなり、浴槽にもしっかり浸かる事も忘れない。
湯上りのアイスかソフトもしっかり要求され、最後はジュース・お菓子とオネダリ放題。
まぁ、どこのジジババも大した変わりはないだろうとそんな時間を楽しんでいる・・
記念の初登山馬追丘陵・長官山(254m)
■ 山 行 日 2017年6月7日(水) 日帰り
■ コ ー ス 長沼スキー場コース
■ メ ン バ ー エバ、チーヤン、kiki 5歳、coco 3歳
■ 登 山 形 態 林道&登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「長沼」 「栗山」
■ 三角点・点名 三角点・点名無し(ちょうかんざん)
■ コースタイム 登り 1時間 下り 40分
<登り>
11:40 レーダー塔前出発
12:00~20 マオイ文学台(展望台)
12:40 長官山頂上
<下り>
13:30 下山開始
14:10 登山口 (レーダー塔前)
以前のログを使用・・登山口はレーダー塔前からです。
★ 記念の初登山に・・・
長官山は、事実上3座目の登頂になる孫のkiki5歳とcoco3歳。
1座目は、安平山(166m)、2座目は、札幌・円山(225m)に二人とも登頂している。
ただ、登山口から頂上まで自分の足で最後まで登った山は長官山が始めてだったので
二人の初登山は「長官山」だよ!と、ジジ、ババの勝手な主観である。
★ 登山前に菜の花畑へ・・・
毎年訪れている追分の菜の花畑に今年も・・・
★ 長沼スキー場コース・・・
当初から登山をする予定ではなかったので子供たちの登山準備はまったくしていなかった。
スニーカーでも登れそうな山は、地元「安平山」が筆頭だったが一度は登っていたので別の山にしたかった。
次の里山「長官山」とか「静台」でも登れそうだが、単純な遊歩道も子供たちのスニーカーでは大変かもと
思い長官山のスキー場コースを選択する。ここなら頂上直下まで舗装路と林道が利用出来るので、靴を汚す
心配がなかった。どうなるかは出たとこ勝負、ダメなら戻ればいいスタイルで登山口へ向かった次第だ。
実際の登山口をどこにするかは私次第。
スキー場から、レーダー塔前から、そして文学台からも登山口の候補に出来るバリエーション。
子供たちの体力や装備、時間などを考慮して今回は、レーダー塔前を登山口とした。
スキー場からレーダー塔まで舗装路を車で登りここを登山口とした
★ 抱っこはダメよ・・・
11:40 登山開始
100mも歩かないうちに次女のcocoが「抱っこ」をせがんできた。
まだ3歳だし、これから登山ゴッコと言っても理解出来ないのはしょうがない。
でも今日は、出来るだけ自分たちの足で歩いてほしいというジジ、ババの思惑があり
手を繋いだり周りの虫や植物に注目させたりしてとにかく歩いてもらって距離を稼ぐ。
特に長女のkikiは5歳になり、先月のマラソンにも参加して2.5キロを完走した実績がある。
今日は何としても「抱っこ禁止」で歩いて欲しいとご機嫌を取りながらのスタートだ。
気持ちの良い森林浴・・・
虫や鳥の声、草花にも目を止めてゆっくりと歩く・・・
沿道に咲く草花にはいつも心癒される・・・咲き始めた「アザミ」の一種
「オククルマムグラ」(奥車葎) アカネ科
登山口から長官山の中間地点に「マオイ文学台」がありここまで車でも来られる林道が整備されている。
駐車場やトイレもあるが、トイレは使う気にはなれない状態だ。
ここまで約20分ほどで到着。二人とも良く歩いてくれたから幸先が良い。
大展望が広がり全員で「ヤッホー!」と連呼する。
休憩とおやつを食べていよいよ目指す長官山へ出発だ!
「マオイ文学台」駐車場もあり車で来られる展望台です。
左から「樽前山」「風不死岳」「紋別岳」「恵庭岳」
展望と共に山座同定が容易な「鳥瞰図」が立派です・・
マオイ文学台にて
マオイ文学台のベンチで休憩中・・・
★ 目指せ長官山!・・・
マオイ文学台から少し戻ると林道が二股となり一方が長官山への登山道になっている。
軽の乗用なら通行も可能だが、狭い林道の脇には草が生い茂っているので歩くのが正解だろう。
分岐から100mも歩けば広場があり駐車も出来る。ここから頂上への直登階段が現れ数えると88段あった。
いよいよ長官山への直登が始まる・・・この先に階段がある
88段あった階段を登れば赤い鉄製の頂上展望台が待っている
「登ったよぉ~」のcocoです・・・
★ 記念の初登山、初登頂だ!・・・
12:40 長官山頂上
本人たちに認識はないだろうが、二人にとって今日が初登山で初登頂の山。
もう少し大きくなった頃、それを聞かせてあげたい「記念日」と是非知ってもらいたい。
これからもまだ一緒に登れる機会は作ろうと思うが、山に登る事が好きになってくれたら何よりである。
優しいおばあちゃんとすぐ怒るじいちゃんといつまで遊んでくれるのかと考えれば少し寂しいが
興味ある事は何でも経験してほしいしやらせて上げたいのが親以上に強いジジ・ババの思いだ。
展望台の上で記念の登頂写真・・・スマホ専用の三脚を使用して撮りました。
★ 頂上ランチはみそラーメン・・・
普段の夫婦登山ではほとんどしないのが頂上ランチ・・・
でも今日は、インスタントラーメンを用意して最初からランチを楽しもうと準備していた。
風が強いことも想定して対策も用意周到・・ちょっとピリ辛の味噌ラーメンは3分で出来上がった。
子供も大人も関係なく体を動かせばお腹も空き、外で食べるご飯はまた格別なもの・・・。
「美味しいよ・・」ときれいに完食してくれて用意した甲斐があったというものだ。
終始貸切だった頂上でゆっくりとランチ・・・運動するとご飯も美味しいね!
頂上から望む「夕張岳」をズーム
同「芦別岳」のズーム
馬追温泉コースからの登山道・・・昨年の8月が懐かしい
長官山頂上にて
★ 故 児玉さんの追悼登山・・・
最初から計画をした訳ではないが、「長官山」に登ろうと決まってから同時に思うのが児玉さんとの記念山行だった。
北海道の全山1594座の最後の山に選んだ「長官山」に昨年8月6日、山仲間と登ったばかりだ。
前人未到の大偉業を成し遂げ、これからは本州の山々ものんびり登りたいと楽しみにしていた岳友・児玉保則氏。
無情にも病に倒れ懸命に闘って来たが、その甲斐も空しく先月5月29日62歳の若さで逝ってしまった。
追悼と言うにはまだ喪中の期間で失礼なのかも知れないが、毎週のように山に登っていた児玉さんなら
きっと「登ってくれてありがとう」と許してくれると信じている。
登るコースは違えど、やはりここに立つとどうしても児玉さんの事が頭から離れない。
ご家族の方々には改めて心中よりお悔やみ申し上げ、ご冥福を祈るばかりです。 合掌・・・
下山も楽しい・・・がやっぱり「抱っこ」が始まった
でも林道ではお姉ちゃんと駆けっこもする一面もあった・・・
だが、最後は予想して準備したベビーキャリアの乗ったのは下のcocoである。
★ ユンニの湯・・・
締めは「温泉」で汗を流す・・・
子供たちも私たちのせいですっかり温泉好き。
と言うより温泉の中でお湯遊びをするのが好きなのかも知れないが、体を洗うにしても
頭からお湯を掛けても泣かなくなり、浴槽にもしっかり浸かる事も忘れない。
湯上りのアイスかソフトもしっかり要求され、最後はジュース・お菓子とオネダリ放題。
まぁ、どこのジジババも大した変わりはないだろうとそんな時間を楽しんでいる・・
こんなことが出来るのはいつまでか、と私も常に思う。
うちの乃々はもう2年生になってしまったが、このジジにはまだあまえて、「抱っこ~」、「おんぶして~」、「かたぐるま~」とせがむ。
私としても将来「もっと抱っこしてあげればよかった」と悔いが残らぬよう、できるだけのことはしておこうと思い続ける今日この頃。
お互い同年代で、共通点が多いなあ。
児玉氏のことは殆ど歳が同じであり、山登りをガンガンやってきたのも同様なので、その死についてはひじょうに気になっている。
いつか時が来たらゆっくり聞かせてくれや。
わが孫たちが2年生になるまでジジババと遊んでくれるか、抱っこ・おんぶとせがんでくれるか?・・
もうあまり考えず沢山の思い出を作っておこうと思う。
amigoさんとも共通の悩みですね・・(笑
ko玉さんの事、いつか機会あると思うのでその時に・・・
わが家にも8月に第3子が生まれる予定で楽しみなんです。
一人増える毎に10倍楽しみが増える感じで・・山行回数がどんどん減っていきますわ (笑
きっとsaijoさんも一緒ですよ・・・おじいちゃん!
児玉さん、居ましたよ長官山で一緒でした・・。孫たちを見守ってくれたよ。
嬉しかった・・・。