エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

現役より忙しい定年後の生活

2023年04月26日 | 定年後の生活
現役より忙しい定年後の生活
何度か投稿を繰り返しているが、定年退職して「晴れて自遊人」を夢見ながらすぐにアルバイト的
な仕事 (シルバー人材センター登録) に就き早3回目の春を迎えている。そして、同時期に入会した
NPOのボランティア団体の活動が毎週土曜日にあり、意外にも真面目に参加するのは、新たな趣
味となった木の伐採や育林を学べるからかも知れない。更に昨年から始めたシイタケの原木栽培も
楽しみな趣味となりそうだし、薪作りも雑木林に出掛けて木を伐採するところから始まるのは自然
と触れ合う機会が増えて、まるで「登山」と変わらない面白ささえ感じているかも知れない。

本来のライフワークである「夫婦登山」の回数はすっかり身を潜めているが、決して止めた訳では
ない。シルバーの仕事も控えめにしているし、毎週土曜日のNPO活動も欠席する週もある。月に
2~3回は夫婦登山を計画してその都度3連休も作っていると言うのに、ずっと中止なのは天気を
悪者にしたいからである。未踏峰狙いがプレッシャーになっている訳でも無いが、やはり遠征とな
る山が多く、中日の天気が悪いと出掛けるのは躊躇している。

もう2月に登った「日高十勝岳」以来、未踏1000m超峰には挑戦出来ていない始末で、天気の
せいばかりではない「現役の時より忙しい定年後の生活」がネックにあるのだと気が付き始めた。




★ あと96座、されど96座・・・
北海道の1000m超峰を全山夫婦で踏破しようと始めた挑戦。
それは全442座と定め、現在346座まで制し、残るはあと96座なのに、この数を中々減らす
事が出来ないでいる。

その策は分かっている。でも何故実行出来ないのか・・?
天気ばかりが敵では無く、自分の気力・体力・加齢とも戦い勝たねばならないし、夫婦の登山であ
る以上妻の意向とも相まって実現する夫婦登山だった。遠征登山には、それなりの準備と計画が重
要でありやる気さえあれば事前の準備も出来るはずなのに、自分に甘く人にも甘い性格は歳を重ね
ても治るものでは無いようだ。

登山を始めてようやく30年を過ぎたが、まだまだ未熟なところも多い。でも自分なりにしっかり
計画・準備した初ピークは、その達成感と充実感に浸る至福の喜びを感じるものである。それが分
かっているのに、何故いま準備を怠るのか・・。すでに346座の1000m超峰を踏んで来たは
ずなのに、あと96座が遠いのは結局「気力が無くなったのか」と言われても返す言葉も無いと言
うものなのか・・。

あぁ~・・・出てくる言葉は、愚痴ばかりで嫌になる。

雨の日は特にネガティブから脱出できない最低の日である・・・。




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