増毛富士・・・黄 金 山 (浜益富士) (739.5m)
■ 山 行 日 2009年9月2日(水) 日帰り
■ コ ー ス 兼平沢新道コース~黄金山~旧道コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №27
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「浜益」
■ コースタイム 登り(新道) 1時間23分 下り(旧道) 50分

道道と登山道入口出合から望む黄金山・・
15年振り2度目の再来・・・日本の富士から増毛の富士へ
去る8/27~29 日本の最高峰「富士山」に登って帰宅したばかりのエバだが、
予備日で空いた昨日は休養日とし、残り一日の今日は快晴予報に妻との日帰り山行を
計画した。周辺の山で未踏も残り少ない中、チーヤンが未踏だった「黄金山」を思い
出して出発することにした。日本一の富士から増毛一?の富士もいいかも・・という
乗りである。
この山域の山には何度と無く夫婦で訪れているが、積雪期が多く以前から「登ってみ
たいなぁ・・」というチーヤンの希望が叶っていない山だったから急きょの計画も念
願叶った山行と言えよう。私自身も記録を振り返ると1994年12月1日の初登頂
以来2度目であったが、記憶は気薄で頂上での迫力ある高度感だけが鮮明に覚えてい
ただけで、ほとんど初登と同じかも知れない。

立派な登山口広場と水洗トイレのあるログハウス・・・15年前は何も無かった。

浜益村で観光地の一つとして力を入れているようで登山道もきれいに整備されていた。
立派な登山口広場と登山道にびっくり・・・
道道から「黄金山登山道入口」の案内標識に従って林道に入りおよそ4キロで登山口
に到着する。以前の微かな記憶は殺伐とした登山口広場に車を止め登山口の看板が建
てられているだけだったが、今は10台以上駐車出来る整備された駐車スペースとき
れいに清掃された水洗トイレ付きのログハウスもあって昔とはまったく違った様相に
驚いた。また、平日にも関わらず先行登山者と思われる車も4台駐車してあり人気の
山なのかなぁ~と拍子抜けした。
10:20 快晴の中で登山を開始する。
歩き始めてすぐに気が付いたのは、登山道がきれいに笹刈りされて非常に歩き易くな
っていたことだ。また、登山口からの距離も200m毎に表示され頂上まで約180
0mと分かるのも親切である。
10:40 新・旧コースの分岐に到着。(登山口から777mの表示と水場あり)
新道に進むと平原状の笹原に出て、すぐに目指す黄金山の山頂部が顔を出す。突き出
した山容を目にするとこの先の急登が気になってくる。しかし、必要が無いだろうと
思われるほど登山道脇にはロープが張られ、急斜面も杭などで階段状に整備されたり
して登り易くドンドンと高度を上げていく感じだ。

登山口から20分で新・旧登山道の分岐となり新道に進むとすぐに黄金山が顔を出す
11:43 黄金山頂上に到着。
登頂手前で下山組と擦れ違い挨拶を交わす。また先行していたグループに追い着きほ
ぼ一緒の登頂となり頂上には3組7名で賑わった。10名も居たら満員と思えるほど
狭い頂上だが、その分高度感は満点で下を覗き込むと高所恐怖症の私は足が竦 (すく)
む。それでも360度の眺望はすばらしく僅か740mほどの標高ながらポツンと離
れた展望台の役目をしていて北側には増毛山魂の鋭鋒「群別岳」を始め奥徳富岳や南
暑寒岳を望み、南側には樽前山から羊蹄山、積丹の山々も望む事が出来た。西側には
日本海が広がり東側には樺戸山地のピンネシリを始めとする山々が連なっていた。
主峰暑寒別岳は群別岳の影になり望むことは出来ないが、手軽に登れてこれだけの展
望を見せてくれる山はそう沢山無い。

1時間20分ほどで頂上に到着。快晴・絶景・迫力の高度感を堪能する・・・

頂上から望む鋭鋒 「群別岳」 今期登頂の記憶がまだ新しく思い出す・・・


頂上手前にある第一ピークと呼ばれる岩峰は高度感満天だ!!
恒例にしたい 「頂上ラーメン」・・・
12:40 下山開始。
1時間近く眺望を楽しんでいる間に用意して来た「インスタントラーメン」を作って
アチッアチッ・・と言いながら何とも言えぬ幸福感がたまらなかった。今後の定番と
して「山頂コーラ」と「山頂ラーメン」は欠かせないかも知れないなぁ。
旧道もしっかり整備済み・・・
第一ピークの岩場を過ぎて下山に入ると間もなく旧道との分岐があり標識も立てられ
ている。ただ、新道とは違って始めは岩場だらけの急なガケ状の下りとなり危険箇所
が多い。初心者や高齢者にはチト厳しいかも知れないがしっかりとロープも張られて
いるし木々を掴んで慎重に降りればそう心配するほどでもない。標高差で200mほ
ど降りた標高500m位まで来ると岩場はなくなり新道と同じ様な緩斜面の整備され
た笹原道となり下の分岐に続く。
13:30 登山口到着。
下りは、僅か50分だった。休憩も含めて3時間ほどで眺望も変化のある登り、下り
も楽しめる山としてまた訪れたい山となった。
帰路では、月形温泉で汗を流し17:00無事帰宅した。
チーヤンにとっては、8/11の日高・神威岳以来3週間ぶりの山だっただけに、本
人もいいストレス解消になったと満足そうだったので良かった。私も富士山と浅間山
遠征の疲れも無く15年ぶりに再訪した黄金山は、新鮮で楽しく登れた山として実感
し、再び訪れたい山の候補に入れる事にした。
まだ、登っていない方は是非お勧めの山です。
■ 山 行 日 2009年9月2日(水) 日帰り
■ コ ー ス 兼平沢新道コース~黄金山~旧道コース
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №27
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「浜益」
■ コースタイム 登り(新道) 1時間23分 下り(旧道) 50分

道道と登山道入口出合から望む黄金山・・
15年振り2度目の再来・・・日本の富士から増毛の富士へ
去る8/27~29 日本の最高峰「富士山」に登って帰宅したばかりのエバだが、
予備日で空いた昨日は休養日とし、残り一日の今日は快晴予報に妻との日帰り山行を
計画した。周辺の山で未踏も残り少ない中、チーヤンが未踏だった「黄金山」を思い
出して出発することにした。日本一の富士から増毛一?の富士もいいかも・・という
乗りである。
この山域の山には何度と無く夫婦で訪れているが、積雪期が多く以前から「登ってみ
たいなぁ・・」というチーヤンの希望が叶っていない山だったから急きょの計画も念
願叶った山行と言えよう。私自身も記録を振り返ると1994年12月1日の初登頂
以来2度目であったが、記憶は気薄で頂上での迫力ある高度感だけが鮮明に覚えてい
ただけで、ほとんど初登と同じかも知れない。

立派な登山口広場と水洗トイレのあるログハウス・・・15年前は何も無かった。

浜益村で観光地の一つとして力を入れているようで登山道もきれいに整備されていた。
立派な登山口広場と登山道にびっくり・・・
道道から「黄金山登山道入口」の案内標識に従って林道に入りおよそ4キロで登山口
に到着する。以前の微かな記憶は殺伐とした登山口広場に車を止め登山口の看板が建
てられているだけだったが、今は10台以上駐車出来る整備された駐車スペースとき
れいに清掃された水洗トイレ付きのログハウスもあって昔とはまったく違った様相に
驚いた。また、平日にも関わらず先行登山者と思われる車も4台駐車してあり人気の
山なのかなぁ~と拍子抜けした。
10:20 快晴の中で登山を開始する。
歩き始めてすぐに気が付いたのは、登山道がきれいに笹刈りされて非常に歩き易くな
っていたことだ。また、登山口からの距離も200m毎に表示され頂上まで約180
0mと分かるのも親切である。
10:40 新・旧コースの分岐に到着。(登山口から777mの表示と水場あり)
新道に進むと平原状の笹原に出て、すぐに目指す黄金山の山頂部が顔を出す。突き出
した山容を目にするとこの先の急登が気になってくる。しかし、必要が無いだろうと
思われるほど登山道脇にはロープが張られ、急斜面も杭などで階段状に整備されたり
して登り易くドンドンと高度を上げていく感じだ。

登山口から20分で新・旧登山道の分岐となり新道に進むとすぐに黄金山が顔を出す
11:43 黄金山頂上に到着。
登頂手前で下山組と擦れ違い挨拶を交わす。また先行していたグループに追い着きほ
ぼ一緒の登頂となり頂上には3組7名で賑わった。10名も居たら満員と思えるほど
狭い頂上だが、その分高度感は満点で下を覗き込むと高所恐怖症の私は足が竦 (すく)
む。それでも360度の眺望はすばらしく僅か740mほどの標高ながらポツンと離
れた展望台の役目をしていて北側には増毛山魂の鋭鋒「群別岳」を始め奥徳富岳や南
暑寒岳を望み、南側には樽前山から羊蹄山、積丹の山々も望む事が出来た。西側には
日本海が広がり東側には樺戸山地のピンネシリを始めとする山々が連なっていた。
主峰暑寒別岳は群別岳の影になり望むことは出来ないが、手軽に登れてこれだけの展
望を見せてくれる山はそう沢山無い。

1時間20分ほどで頂上に到着。快晴・絶景・迫力の高度感を堪能する・・・

頂上から望む鋭鋒 「群別岳」 今期登頂の記憶がまだ新しく思い出す・・・


頂上手前にある第一ピークと呼ばれる岩峰は高度感満天だ!!
恒例にしたい 「頂上ラーメン」・・・
12:40 下山開始。
1時間近く眺望を楽しんでいる間に用意して来た「インスタントラーメン」を作って
アチッアチッ・・と言いながら何とも言えぬ幸福感がたまらなかった。今後の定番と
して「山頂コーラ」と「山頂ラーメン」は欠かせないかも知れないなぁ。
旧道もしっかり整備済み・・・
第一ピークの岩場を過ぎて下山に入ると間もなく旧道との分岐があり標識も立てられ
ている。ただ、新道とは違って始めは岩場だらけの急なガケ状の下りとなり危険箇所
が多い。初心者や高齢者にはチト厳しいかも知れないがしっかりとロープも張られて
いるし木々を掴んで慎重に降りればそう心配するほどでもない。標高差で200mほ
ど降りた標高500m位まで来ると岩場はなくなり新道と同じ様な緩斜面の整備され
た笹原道となり下の分岐に続く。
13:30 登山口到着。
下りは、僅か50分だった。休憩も含めて3時間ほどで眺望も変化のある登り、下り
も楽しめる山としてまた訪れたい山となった。
帰路では、月形温泉で汗を流し17:00無事帰宅した。
チーヤンにとっては、8/11の日高・神威岳以来3週間ぶりの山だっただけに、本
人もいいストレス解消になったと満足そうだったので良かった。私も富士山と浅間山
遠征の疲れも無く15年ぶりに再訪した黄金山は、新鮮で楽しく登れた山として実感
し、再び訪れたい山の候補に入れる事にした。
まだ、登っていない方は是非お勧めの山です。