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Take it easy!

日々イライラすることから解き放たれるための日記

改め、フツーの日記。
(落ち込み、イライラから開放されたので)

ネタバレ有り?

2019年01月09日 23時45分00秒 | 日記
↓観て来ました~ぁ。

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』公式サイト


↓EDもしかしてポルグラ?って思ったらやっぱりそうだった~ぁ。

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』映画版PV
38,450 回視聴



忘年会もお正月も終わっちゃって1月はなぁんかつまらんなぁ。とか思っちゃってる方、そう、そこのアナタ!きっと楽しめて、きっとグッと来て、きっと人生考え直しちゃうんじゃないかなぁ?


日本はどんどん高齢化が進み、「3年後、女性の2人に1人が50歳以上に」とかって言われていますよねぇ?

昔は介護保険なんてなかったけど、今は年金受給額からも控除されてしまいますが、介護だの、ボランティアだの、自分は無関係と思っている方も、ある日突然介護する側、される側になりうることもあるはずです。


主人公は「命がけの”わがまま”」をし続けますが、それにも関わらず彼の周りには笑いが溢れ、24時間体制で誰かが付き添わなければいけないのですから、ボランティアも大変なので、時々キレそうにもなりますが、(キレても仕方ない。キレてはいけない。)と自分を抑えて、それでも笑える時にはそんなことも忘れてしまっているみたい。

彼は決して自分の命を諦めずに最後まで精一杯生きます。

最後には人工呼吸器をのどに付けたため、声が出せなくなりますが、カラオケに行きたいという願望を実現するためか、とうとう声が出せるようになります。

そして、介護だの、ボランティアだの、自分は無関係だと思って生きてきた女性(高畑充希さん)が、だんだん彼に影響され、自分の人生をも深く考えるようになります。

ただ…。「同情」と「愛情」は区別しなければいけない。それが互いのため。難しいことだと思いますが。

よく身体障害者同士の夫婦を見かけたりしますが、身障者と健常者との間の愛も不可能ではないはずですが、やはり現実としてはかなり難しいことになってしまうんだと思います。


私達は何気なく「じゃあ、これは明日に回そう」「また明日ね!」と口にしますが、でも明日が来ない人も居る。1日1日を全力で精一杯生きた彼は、本当は心の中ではどれだけくじけたことがあったのでしょう。どれだけの絶望を感じたのでしょう。

『死』は特別な人にだけ来るものではなく、誰にでも遅かれ早かれ来るもの。私は「なんちゃってクリスチャン」だということもありますが、自殺はたとえどんな理由があろうとも反対です。また他人の命もそうですが、小動物や子供などの弱者の命を奪うことも許してはいけないことだと思います。


私は以前から「食事制限」される病気にだけは絶対になりたくない。って言っていましたが、そんなの甘っちょろいと思い知らされました。

傾けた首すら自力では元に戻せない。ベッドやイスから転がり落ちても、起きることもできずに命を縮めることにもなりかねない。


たぶん1つも悔いを残さない人生なんてないんだと思いますが、とにかく毎日1日1日でも無駄に生きてはいけないんだな。と実感させられる映画でした。


私は知らなかったのですが、「入院をせず、自宅で家族ではない、ボランティアを募って彼らの助けを借りて生活していく」という方法を選択している方がいらっしゃるそうです。

彼は20歳まで生きられないと医師から宣告されたのに42歳まで生きられたそうです。主に大学生にボランティアをお願いしたため、学生が卒業してしまうと、また新しいボランティアを集めなければならず、延べ500人のボランティアの手を借りたそうです。

1人の人がそれだけのボランティアの人数が必要なのであれば、常にボランティアは人手不足なのではないかと思います。

彼は母親と一緒に居ると母親が「この子をこんな身体に産んでしまった自分がいけない」と自分を責めてしまうので、母には母の人生を送って欲しくて、また病院に閉じ込められることも拒んでこういう生き方を選択したのだそうです。


三浦春馬くんが演じた医者を目指す大学生もまたいろいろと悩み、彼の言葉で結局は出口を見つけ出すことができたようです。

介護する方もされる方も互いに影響し合い、教えられ、成長していく、これが実話だと言うのですから、だから観る人も絶対に何かしらを得ることができるはずだと思います。


医学の進歩で、かつては諦めなければならなかったことも、あともうホンの少し長生きができれば、治せたかもしれない病気はいくらでもあるのだと思います。

でも…。息苦しいことにトラウマのある私は、そんな苦しさに耐えて1日でも長生きしようとすることができるのかな?って思ってしまいました。

あまりの苦しさ、辛さに、(いっそ死んでしまいたい。死んでしまったらこの苦しさ、辛さから開放されるのに…。)と思ってしまわないだろうか…。と彼の苦しさを観ながら考えてしまいました。

本当にこれは大泉洋さんだから演じられた役のような気がしました。



そうそう、MYNAME セヨンくんがマカロンのお店のことを最近よく呟いているようですが、お姉さまがお店を始めた。ということなのかしら?
コメント
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