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Take it easy!

日々イライラすることから解き放たれるための日記

改め、フツーの日記。
(落ち込み、イライラから開放されたので)

この

2016年01月04日 23時33分55秒 | 日記
年末年始、ほぼ毎日頭痛薬のお世話になりました。やっぱ私の頭痛はたぶん偏頭痛で間違いないと思う。圧倒的に休みの日でリラックスできる時ほど頭痛になる確率が高いので。


では、なかなか書けないでいた映画「杉原千畝 SUGIHARA CHIUNE」のことを書けるところまで書きたいと思います。


でもその前にまず…。

みたい? きてきて!

セヨンくんワイヤー使ってるの?台から飛んでるから?いずれにしても身体能力ハンパないと思う…。


では、映画「杉浦千畝」のこと。

杉浦千畝

昔テレビで映画を観たと思っていましたが、ドラマだったみたいです。ただ最後にずっとビザを書き続けていたということしか覚えておらず、誰が演じていたかも忘れてしまっていました。

今回映画で観て驚いたのは、領事というのは事務的な仕事だけだと思っていましたが、(杉浦千畝は諜報部員まがい?のこともしてたんだぁ。)ってこと。

監督さんは、父親がニューヨーク育ちのユダヤ人で、母親が日系アメリカ人だそうで、いろんなアメリカ映画の助監督をされたチェリン・グラックさんという方だそうです。

日本のシンドラーと呼ばれた杉浦千畝。実は彼がユダヤ人にヴィザを発給したのはたった30日間だったらしいですが、本当に領事館を閉鎖しても、ホテルで、駅に移動してからも駅舎で、列車に乗ってからも、汽車が出発する直前までヴィザを書き続けたそうです。

冒頭では、満州国のため、ソ連から北満鉄道の経営権を買い取る交渉を有利に進めるための情報を収集し、おかげで取引は成功したが、情報収集のための協力要請をしていた関東軍の裏切りにより、ともに諜報活動をしていた仲間達を失い、失意の中で1度日本に帰国するが、在モスクワ日本大使館への赴任が決まったが、ソ連側は警戒して【ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)】として取り消されてしまう。


そして赴任先がリトアニアの首都カウナスに決まり、ヨーロッパの第二次世界大戦の渦に巻き込まれて行く。

ユダヤ人というのは主にユダヤ教の信者、あるいはユダヤ教の信者である親を持つ者によって構成される民族集団で、特定の国に住んでいるのではなく、それぞれが帰属する国の国籍を持っていて、彼の居たリトアニアの日本領事館に押し寄せたのは主としてポーランドのユダヤ人だったそうです。

今回の映画は日本の風景なども殆どポーランドで撮影したそうで、外務省からの指示を無視してヴィザを発給し続けたため、外務省では彼の名前を抹消していた時期もあったそうで、彼が助けたユダヤ人の数は少なくとも6,000人にのぼると言われ、その生き残った子孫は世界に数万人いるといわれているそうで、アメリカやヨーロッパなどの国々からいろいろな賞を貰い、外務省でもそれを認めて、彼は名誉回復することができたそうです。

日本人であるからにはやはり彼のことは知っておくべきだと思いますので、たとえあまり面白くない映画だと思われたとしても1人でも多くの方に観て欲しい映画だと思います。(って書くのが遅すぎて)

映画『杉原千畝 スギハラチウネ』公式サイト

シアターリスト

ぶっちゃけちゃうと、レディースデイの水曜日に観に行きましたが、ガラガラでした。かつてこんなにガラガラ状態で映画を観たことがないくらいに。

アナタは日本人ですか?外国の方に「杉浦千畝ってどんな人?」って訊かれて説明できますか?
コメント
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