e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

龍王山城

2010年08月28日 | 
去年のことだったと思うのだが、ぼんやりTVを見ていたら、


中世の山城を探し歩くのが趣味という男性が映っていた。


彼はTVの中で“中世の山城の魅力”を以下のように楽しそうに語っていた。


中世の山城には、一般の人がイメージするような石垣はほとんど存在しない。


山頂部を削平して平坦地を造成したところ(曲輪)や土を削ったような穴(堀)、土を盛ったような箇所(土塁)などが残っているだけなのだ。


そんな“土”だけでできた城が、長い年月の雨風により形が崩れ、 その上に樹木が覆い茂ってしまっている。


そんな場所を、昔を思いながら遺構を探し歩くのが楽しいのだと・・・


私は、あのとき彼の言っていることがよく分からなかった。


でも、今回の龍王山北城で植林された桧林の中で

中世の“虎口”や“土塁”、“土橋”、“馬池”を見て、

自分が勝手にワクワクしてしまう気持ちを感じたとき、

そんな自分が嬉しくってショウガナカッタ。

なにか癖になりそうなものさえ感じたのだ・・・

そう云えば、“城”という漢字は、“土”で“成る”と書くのだなぁ~

「写真;龍王山南城への道 」


















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