e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

おたまじゃくしの飼い方

2011年06月29日 | 野鳥・昆虫・野生動物
田んぼで見かけたのはカブトエビだけではなかった。
カブトエビによく似た形、よく似た大きさ、そしてよく似た色のその動物。
それは「おたまじゃくし」でした!

@おたまじゃくしの飼い方
はっきり言ってオタマの飼育はそこまで構えるほどの難しいことはありません。
ある意味放っておけば大きくなります。
健全に成長させれば、やがて足が出て、手が出て、尻尾がなくなって小さなカエルになって上陸します。この一連の変化を「変態」と言います。が、この変態は形だけの変化ではありません。
まず、呼吸の仕方が変わります。オタマはエラ呼吸で水に溶けている酸素で呼吸をしますが、変態後は肺呼吸と皮膚呼吸になります。
しかし、最大の変化は「食性」の変化です。オタマのおなかを見てみましょう。渦巻きが見えますよね?それは植物食が強いことを示しています。ところがご存じのように変態後は完全な動物食に変化します。
このようにオタマからカエルへの変態は劇的ですので、非常に飼育が難しいのです。ですから初心者の方は変態をして小さなカエルになったら、元いた場所へ逃がしてあげましょう。