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e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

「鶡」という店

2010年08月29日 | 麺類
当麻寺への参道と葛城山系の東麓の延びる山麓線が交わる交差点の角に1軒のラーメン店がある。


私はその店の前を通る度に、暖簾に書かれた店の名前を読もうと何度か試みた。


しかし、あっという間に店の前を通り過ぎてしまうのだ。


瞬間の勝負!


暖簾は揺れていることもある!


画数の多い漢字一文字なんやけど・・・


喝?褐?渇?噶?揭?獦?・・・


先日、勇気を出して店の駐車場に車を停めて暖簾の文字を読んでみた。


「鶡」とあった。


いったい何って読むんやろか?


やっぱり「かつ」やろかなぁ~


お腹も減っていないのに勇気を出して店内へ。


店の名前だけを聞くという勇気がないので、醤油ラーメンを1つ注文した。


食べ終えてレジの前でお金を払いながら、女将さんに店の名前を聞いてみた。


予想通り「かつ」と読むのだそうだ。


さらに、その名前をつけた理由も聞いてみた。


女将さんは「主人が野鳥好きで、特にヤマドリが好きなんです。ヤマドリを漢字で“鶡”と書くんですよ。」と答えてくれた。


「そうですか~ 私もヤマドリが好きです。キジに似た美しい鳥ですよね。」と云って店を出た。


「写真;“鶡”のしょうゆラーメン」


風火のとんこつラーメン

2010年08月29日 | 麺類
早いもので今日はもう4日。



今日は今日で忙しかった。



まず、正月三が日を避けて家人の実家へ挨拶。



ご馳走を戴いた。



その後、「もっとゆっくりしいや・・・」の声に後ろ髪を引かれながら、



深夜に信州行きスキーバスに乗るという長男を送って湖国・滋賀へ。



伊賀盆地から信楽を越え琵琶湖へと抜ける車中での会話。



「今日の夕食何食べたい?」



「ここのところ、いろいろ食べたしなぁ~」



「今日もおせちと蟹の鍋をいっぱい戴いたとこやし・・・」



「あんまりお腹減ってへんねんなぁ~」



やっと決まったのは“美味いラーメン”やった。



長男の意見で、滋賀県K市にある“風火”というラーメン店に行くことになった。



行ってみると、店の前に列が出来ていた。



予約受付の紙に名前を書いて待つことに。



しかし・・・湖国の比叡おろしの風は冷たくて・・・



私は、ラーメン店の2軒隣りの中古ゴルフショップの店内へ。



家人と息子らは、コンビニやドラッグストアへと避難。



1時間待ってやっと入店出来た。



1時間も待っていたので、どうにかお腹も少し減り、身体も琵琶湖の風に冷やされて、美味しくラーメンを戴くことができました。



「写真;とことんこつラーメン」



橿原スタミナラーメンのスタミナ焼きそば

2010年08月29日 | 麺類
この月曜日、居酒屋で“明日香川の石橋”の写真を見た夜。

ふと私は、今話題?の“橿原スタミナラーメン”へ行きたくなった。

そこで皆に「これから今話題の“橿原スタミナラーメン”へ行かへんか?」って言ったのだ。

その場にいた皆は「“天理スタミナラーメン”は食べたことあるけど、“橿原スタミナラーメン”は知らん!」と興味深々。

9月の初め、長男が友人に連れって行ってもらったので、その話を聞いて一度食べてみたかったのだ。

長男の情報によると、

場所は橿原警察の交差点、国道24号をし ばらく西へ、そして信号のない交差点を右折(北へ)、細い道を少し行くと住宅地の中で行列が出来ていた。

店の隣りはガレージ?で、シャッターが並んでいた。

特に店の駐車場は無く、路上に停めておいたとのこと。

店内はカウンターのみで15席もなかった。

客の殆どは“ラーメン”を注文せずに“焼きそば”を注文し、“ホルモンの揚げたもの”をあてにビールを飲んでいた。

自分は“スタミナラーメン”を注文して食べたが、“天スタ(天理スタミナラーメン)”との違いはよく分からなかったので、今度は“焼きそば”を食べようと思う。

ということだった。

1次会終了後、総勢6名で移動することに。

少し彷徨って赤い灯りの前に行列のあるお店を発見!

我々の前には10名ほどの人が待っていた。

何分待ったかは、酔っていて計っていなかったのでよく分からない。

ただ覚えているのは、入店を待っているとき、道のむこうに橿原・今井町(重要伝統的建造物群保存地区)で一番立派な今西家住宅がライトアップされ小さく見えていたこと。

“スタミナ焼きそば”を注文したら、あまり湯がいていない固めの麺に白菜・ニラ・肉などの具が載っていて、豆板醤の効いた濃い目のスープがかけられていたこと。

“ホルモン揚げ”を1皿注文し、熱々を皆で分けたこと。

生ビールを注文したけど、全部飲み干すことができなかったこと。

駅まで迎えに来てくれた家人に「臭い!」と言われたことだけ・・・

ラーメン記念日

2010年08月29日 | 麺類
先日、我が家に入っていた近所のスーパーの新聞折込によると、今日は、日清チキンラーメンの50回目の誕生日なのだそうだ。

世界初の即席麺として昭和33年8月25日に発売されたとのこと。

へぇ~チキンラーメンは、ひと月ほど先輩やけど、私と同い年なんや~

大阪池田市には「インスタントラーメン発明 記念館」があり、 クイズに応募し当選すると、「手作り体験バスツアー」に行けるのだとか・・・

コレメッチャ楽しそうやなぁ~

せやけど集合場所がJR和歌山駅周辺になってるで?

そこへ行くほうが遠いやないか?

「写真;チキンラーメンデザインの大阪モノレール」



越前おろしそば

2010年08月29日 | 麺類
今回の旅の宿は、北陸の名湯“あわら温泉”。

「旅」と言えば、やっぱり「温泉」と「旨いモン」!

旅の疲れを癒すため、到着後すぐに1回目の入浴をした。

夕食のご飯を控えめにして、食後“あわら温泉”の散策に・・・

K氏を誘ったが、彼は部屋にいるという。

まだ午後8時前だというのに、道行く人は殆どいない。

私の散策の目的は、お昼に越前大野で食べられなかった蕎麦を食べるコト。

この町の名店“そば処 日の出屋”を探し、“越前おろしそば”を食べるために歩くのだ。

駅前通りの灯りがなくなってからしばらく行った処に、そのお店を発見!

外も店内も薄暗かったので、入り口の戸を開けるのに勇気がいった。

戸を開けながら「お店、まだよろしいですか?」と聞き、入店した。

店内には客は誰もいない、本当に静かな空間・・・

やがてオバサンが注文を聞きに来た。

当然のように“おろしそば”を注文した。

するとそのオバサンが、「それでよろしいですか?“大”もできますけど・・・」と聞き返してきた。

その聞き返された言葉が気になって、夕食後すぐだというのに、ついつい“大”を注文してしまった。

厨房内で店主が動く音だけが店内に響く、待つ時間が永く感じて店内を見渡した。

レジの横に“蕎麦ぼうろ”やクッキーなどを発見!

これを土産にしようと心に決めた。

“大”を味わって完食し、レジで会計。

“蕎麦ぼうろ”とクッキーと食パンを四角く切って揚げたようなもの?の小袋を合計10袋ほど買おうとしたら、そのオバサンが喜んで解説を始めた。

それはオバサンの手作りで、もちろん蕎麦粉が入っているとのこと・・・

しかし、“蕎麦ぼうろ”だけは京都から仕入れているとのこと・・・

私が「エッ!」って顔をしたので、オバサンが「何処から来たの?」って聞いてきた。

散策後、宿に戻って2回目の入浴とビール。

翌朝、早起きをして3回目の入浴。

やっぱり「旅」といえば「温泉」と「旨いモン」やなぁ~

「写真;そば処 日の出屋・越前おろしそば」



彩華ラーメン

2010年08月28日 | 麺類
昨夜はGW後半の前夜。

飲みに行く誘いも断って、帰宅。

夕食を済ませた後、母の待つ病院へ。

“山の辺の道”のすぐ西側を通っている国道を北へ。

天理市街を抜けてすぐのスーパーの駐車場に“彩華(さいか)”の屋台が見えた。

奈良で有名なラーメンチェーン店が、この駐車場で屋台営業しているのだ。

ここのラーメンのスープは、醤油をベースに鶏がらと豚骨?

さらに、ニンニクたっぷりで豆板醤が効いている。

具には、炒めた大量の白菜と豚肉、ニンジン・・・・

その味を想像しただけで我慢できず、思わずウインカーを出してしまった。

今夜は一晩、母にニンニク臭いのを我慢してもらおう!

「写真;彩華ラーメン

    天理スタミナラーメンとは違うのでお間違えなく!」

謎のラーメン店

2010年08月28日 | 麺類
五年ほど前までは、東隣の町で飲む機会が多かった。

楽しく飲んで終電を待つまでの間、必ず“ラーメン店”に入っていた。

ただ、その“ラーメン店”の店の名前を知らない。

あの角を曲がって路地を行くと、大きな赤い提灯が見える。

その提灯には“ラーメン”とだけ書かれていたと思う。

しかし、その記憶には自信がない・・・

それはかなり酔った状態でしか、その店に入ったことがないからだ。

ほとんどの場合、お化け屋敷にいるような老女が注文を聞きに来て、ビールを飲みながらラーメンを待ち、そのうちに意識が・・・

ある日、「家族でラーメンを食べに行こう!」という話がまとまり、どこの店に行くかで話をしていると、子どもたちが「お父さんがいつか話していた“お化け屋敷”のようなラーメン店!」と言い出した。

夕方、全員で車に乗って出発したのだが、店の場所がよく分からない。

明るい時に行ったことがないから、町並みがいつもと違って見えるのだ・・・

やっと、店を探して入店するが、誰も出てきてくれない。

何度か声を掛けると、店の奥から水の滴ったザンバラ髪の老女が出てきた。

どうやら店の奥の流しで髪を洗っていた様子・・・

ラーメンを注文しても、「オトーちゃんが外出しているので、待って欲しい。」と言う。

暫く待って、オトーちゃんが帰って来て、ラーメンが出てきたら、

そのラーメンには、スライスハムがのっていた。


信楽焼きと蕎麦

2010年08月28日 | 麺類
4日の夜は長男を送って滋賀へ、伊賀・信楽を越えるドライブ。



行きの車を運転したのは長男。



家人は後部座席で○○中・・・



これで、久々に家族全員で過ごした時間も終わってしまうのだ。



年末年始の暴飲暴食で弱った胃を気遣いながら、



「何か食べへんか・・・」と、息子を誘う。

1月4日の夜、その道中で営業している店は少ないようだ。



信楽で以前から気になる蕎麦屋があったので、そこを覗いてみることに。

幸運なことに駅前にある店には、灯りがついていた。



落ち着いた雰囲気というか、ほぼ貸しきり状態のお店。



店主が横に来て、店の説明をはじめた。



店主は神戸、芦屋で活躍した陶芸家だそうで、震災と還暦を機に、



茶道・華道・陶芸と慣れ親しんできた数寄者として、



食と陶器のコラボレーションを表現しに信楽に来たとのコト。



店内に置かれた見事な“信楽焼”の花器を見ながらの食事、



もちろん食器もすべて店主の作。



正月早々からエエモン見せてもろた。

行きはヨイヨイ、帰りは・・・



冬場の信楽は関西で最も内陸、冷え込むところ。道路の凍結要注意!


天一

2010年08月28日 | 麺類
今日の昼食、用事を済ませた後、久々に息子とラーメン店へ。

「どこにする?」と私が聞くと、

「天一がええわ。ここからも近いし・・・」と返事が返ってきた。

店内に入ると、店員が注文を聞きに来た。

息子は“A定食”を注文した。

店員は「こってりとあっさりがございますが?」と聞き返した。

息子は「あっさりで葱多め、にんにく普通。」と答えた。

私はラーメンの単品(並)のみ。

息子のようにA定食(ラーメンの並、チャーハン、餃子)は無理。

夕食の焼肉に控えとかんなあかん・・・

でも“天一(天下一品)”で、

「ラーメンというたら、やっぱり“こってり”やと思うんやけどなぁ~」と思ってたら、

前に座っていた息子が「ラーメン大にしてください!」と云った。


松下製麺所

2010年08月27日 | 麺類
2泊目は高松だった。



宿でガイドブックを読んでいると、ホテルから歩いて少しのところに製麺所があるとのこと。



そのでは作りたての麺を戴けるらしい。



朝は7時30分からの営業とある。



3日の朝、宿の朝食を控えめにして朝の散歩に出かけることにした。



ガイドブックの地図をたよりにそれらしい場所に到着。



製麺所を探していると、岡山ナンバーの若者3人が乗った車も探している様子。



さすがUDONブームは凄いものがある!



大きなシャッターがあり“松下”という表札のある家の前で「ここやろか・・・」と



言って待っていたら、その家の人がゴミを出しに出て来たので尋ねることにした。



「松下製麺所ってどこですか?」と聞くとおばあちゃんは丁寧に教えてくれた。



製麺所は小さな交差点をはさんですぐ斜め前だったのだ。



セルフだったので1玉150円の麺を自分で湯掻き、葱と天かすを入れ、だしを注ぐ。



ガイドブックで読んだオススメの温泉たまご70円もトッピングした。



計220円の今日2度目の朝食だった。



お店の常連さんに聞くと中尾彬さんも来店したとのこと。




百食

2010年08月27日 | 麺類
以前も書いたが、 私は“麺類”が大好きである。

先日訪ねた神戸で、“な也”という「うどん店」に入った。

注文が届くまでの間、テーブルの上にあるものや店内の様子をキョロキョロ。

携帯でQRコードを読み取り会員登録を済ませた。

(当日、手探りでQRコード読み取りの方法を習得)

どうもこのお店、閉店した後はライブハウスになっている様子?

しかも、そのメニューにUDONもあるとのこと・・・

そして店内の壁に“百食”の額を発見!

漢字が苦手な私には、そのうちの少ししか読めない。

私はこれまでに百のうち幾つを食したのだろうか?

人間は様々な「欲」をもっているというのだが、

「食欲」があるということは、恥にはならないと思う。

さぁ~明日は何を食べようか。

いや、それより今夜の夕食がまだだった・・・


恋そうめん

2010年08月27日 | 麺類
昨夜、家人が“土曜日って新聞の折込多いなぁ~”と云いながら、

“恋そうめんって発売されてんねぇ~”と、私に話し掛けてきた。

“それってどんな素麺なん?”と聞き返すと、

“箱にハート形が印刷されていて、白い普通の素麺の束に1本だけ赤い素麺が入ってるみたい。”と説明してくれた。

“素麺にも色つきのんがあるんやん、知らんかったわ・・・昔、冷麦には赤やら青いのんが混じってて、それが入ってると嬉しかったなぁ~”と云うと、

“国道沿いのあのお店に行ったら、色つきの素麺混じってるんやけど・・・”と教えてくれた。

私は、あの店には何度も足を運んでいるのだが、満員で入れなかったり定休日だったりして、あまり縁のない店のひとつになっていたのである。

「写真;あのお店(今年のまだ寒い頃に撮影)」


夢想庵

2010年08月27日 | 麺類
今日は田植えも終わった休日。

久々に信楽を越えて長男のもとへ。

気になるのは信楽の町外れにある“夢想庵”。

石臼挽き、自家製粉、十割蕎麦のお店。

前回入って美味しかったので、今日の昼食もこのお店でと決めていた。

11時過ぎ、お店の前を通過しても暖簾も駐車場に車もなにも無かった。

“お店、今日はしてはれへんねやろか?”と思いながら、先を急いだ。

12時半に戻って来ると・・・

駐車場に入りきれない車と、お店の前には行列。

迷わずに並んで食べることにした。

結果はもちろん  並んでヨ・カ・ッ・タ・・・


息子の好物

2010年08月27日 | 麺類
離れて暮らす息子が家に帰って来たら



土産に欲しがるのが写真のコレ。



何か分かるでしょうか?



家には木箱でたくさんその食品はあるのですが、



何故だか息子はその食品よりその端(屑)の方が好きなようなのです。



そう云えば私も巻き寿司の端が好きなので、



少しだけその気持ちが分かるような気がします。



笠そば処

2010年08月27日 | 麺類
先日、三輪山の麓で薔薇を買った後、


せっかくここまで来たのだからと“荒神の里”を訪ねた。


笠山三宝荒神の解説板には


“笠山三宝荒神は九万八千八百八躰の眷属と倶に、参千年の昔より笠山の鷲ケ峯に奉祀て、七袖七谷の峯谷を神躰山として、人々は入山する事なく、千古の昔より丈余大木生い茂り三宝荒神の霊神は鷲ケ峯より大和平野を見おろし、初瀬の川より天理の布留川に至る笠山のすそ野なる、山之辺の道に散在する社寺の三宝を守る神、すなわち奥の院 として栄える。”とあった。


山辺の道に散在する社寺って一体いくつあるのだろうか?


そんなことを思いながら参道を歩いた。


社殿の彫刻に目がいった。


彫刻の目が鮮やかなのが特徴的だった。


駐車場まで戻った後は、すぐ前の“笠そば処”へ・・・


あの日は少々二日酔いだったので、温かいのが美味しかった