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9月10日(火)の2校時に、南ホールで5年生の「海洋教室」が行われました。講師には一般社団法人「しまぬわ」の津波駿佑さんがいらっしゃってくれました。
講話の内容は、海洋プラスチックごみの事。
世界で出される海洋プラスチックごみは、なんと年間800万トン。しかも自然分解するまでに、買い物袋は約20年、ペットボトルは約40年、釣り糸に関しては約600年もかかるらしい。そのことを聞いて、子どもたちもとても驚いていました。しかも、海で生活する魚や海鳥、アザラシ、ウミガメなど約700種類の生き物の92%に何かしらの影響を与えているようです。
私たちが住んでいる日本は、プラスチックの生産量 世界第3位、プラスチックごみの発生量 世界第2位。「いつまでもきれいな海にしよう」とあちこちで清掃活動などが行われていますが、それで拾われるプラスチックごみは、捨てられるごみの約5%程度。最後に「私たちができるプラスチックごみの対策には、入口(捨てない)と出口(拾う)の2通りがあり、入り口の対策をしっかりやってほしい」とお話していました。