
🟪 クレマチス 花言葉「精神美」🟪
少しでも暇があらば、物の本を見、文字のある物を懐に入れて、常に人目を忍んで見るようにせよ。-北条早雲👤
気づかい」のルーツは江戸時代に遡ります。1603年、家康が江戸幕府を開いて以降、町には多くの人が集まり、その人々のおかげで多様な文化が花ひらきますが、一方で人間関係での問題も多くなりました。そこで、人付き合いの中にもルールがあるといいだろうとされ、まとめられたのが今に知られる「江戸しぐさ」です。
「傘かしげ」「肩引き」「時泥棒」など、今にも知られる「しぐさ」にはいろいろありますが、個人的に好きなのは「うかつあやまり」です。これは例えば、誰かに迷惑をかけてしまった時に、相手に謝るのはもちろんなのですが、逆に謝られた時にも「こちらこそうっかりしてまして」と一言かける気づかいのことをいっています。
このように昔の人は「江戸しぐさ」を通じて、相手に対する敬意と配慮を、いかなる時にも忘れぬことを明文化してくれました。
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