本年7月に見学に行きました。みんな生き生きしておりました👤
シェア金沢は、障害のある人が暮らすグループホーム、障害児入所施設、サービス付き高齢者向け住宅、学生向け住宅といった居住系施設を核としながら、様々なお店も存在しています。そのお店も多岐に渡っていて、クリーニング店、スポーツクラブ、マッサージ店、デザイン事務所、ジャズ喫茶、飲食店、住民により運営される売店、温泉施設など、様々です。(※2017年3月現在、高齢者向け住宅に40人、学生向け住宅に8人、障害児入所施設に30人 合わせて約80人が居住している)
その取り組みは、街を構成する商店や施設を集めただけということではなく、例えば学生向け住宅に住む学生は、家賃が手ごろな代わりに、シェア金沢の施設で毎月一定時間数のボランティア活動をすることがルールです。夜、障害児入所施設のこどもたちの寝かしつけまでを担当したり、芸術系の学校に通う学生は、シェア金沢館内の黒板ボードや壁などに手書きの案内マップを制作したりするなど、自分の得意分野で力を発揮します。高齢者住宅に入居するお年寄りもそれぞれに役割を担っています。例えば敷地内にある畑を管理したり、植木の剪定ができる方は、敷地内の植木の手入れを。シェア金沢の共同売店の運営は、店番のみならず、売り上げの管理や仕入れも含めて住人に任されています。