


初夢に
古郷を見て
涙哉
(小林一茶)
「一富士二鷹三茄子」
江戸時代初期にはすでにあり、それぞれの起源は次のような諸説があります。
徳川家縁の地である駿河国での高いものの順。富士山、愛鷹山、初物のなすの値段。
富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから。
富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」。
富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉。
様々な説がありますが、ご当地で縁起モノ初夢グッズを探してみるのも楽しいのでは…。青森なら一米二林檎三帆立とか。
「七福神と宝船」
また室町時代ごろから、良い夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵に「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)」という回文の歌を書いたものを枕の下に入れて眠ると良いとされております。これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをするという風習があったとか。私の場合は名字に「船」がついているので、宝船になるか、難破船になるか、気になりますが、豪華客船になりたいです。タイタニックは勘弁です(>_<)。
青森市
1月 2日(水)
06時 -2℃
09時 -2℃
12時 1℃
15時 0℃ 1mm
18時 0℃ 1mm
21時 -3℃
幾分、昨日よりは気温が上がりますが、厳しい1日になりそうです。
海見えて風花光るものとなる(稲畑汀子)