江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

国民の医療費

2011年09月01日 | その他
前に調剤医療費(6月27日ブログ)のことを書きました。
その後どうなったかを報告します。

先月も病院で診察を受け薬を処方してもらって、保険調剤薬局で薬を出してもらいました。
これまでは薬剤料(薬代)は6,300円、その他に調剤技術料1,390円、薬学管理料450円が加算され、合計8,140円の3割負担で、2,440円を窓口で払っていました。

今回は、この中の薬学管理料450円(点数で45点)を断ることができるかどうか訊ねてみました。
薬剤服用歴管理指導料300円(30点)は、私がこれまでどんな薬を服用してきたかを記録しておく薬のカルテのようなものだということですが、保険調剤薬局は基本的にどこの薬局でも処方箋を持っていけば薬を出してくれる仕組みですし、別の疾患で別の医療機関とその門前薬局へ行けばあまり意味のない記録です。
とくに慢性疾患で毎回同じ薬を出してもらう場合は必要ありません。
薬剤情報提供料150円(15点)は、お薬手帳に貼るシールです。
これで150円なんて国民医療費の無駄遣いではないでしょうか。

説明を受け、もし法的に払わなければならないものでなければ、本人の意思で断れるものなら断わりたいと伝えました。
結果、今回はこの450円を加算せず、7,690円の3割で2,310円を払いました。
本人負担ではわずか130円軽くなっただけですが、毎日何万人もの人に450円が加算されているとしたら、膨大な国民医療費になります。

なお今回の明細はこれまでより詳しく、調剤技術料1,390円の内訳が、内服薬調剤料890円(89点)、調剤基本料400円(40点)、基準調剤加算100円(10点)だと分かりました。

窓口で説明を求めるのってかなり勇気がいりますよね。
でも、訳も分からず言われるままに対応するより、説明責任を果たすことが当り前の社会にしていかなければならないと思います。


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